2025年F1第13戦ベルギーGP アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) 2025年F1ベルギーGPの土曜、レーシングブルズのアイザック・ハジャーはスプリントで8位(1ポイント獲得)、予選で8番手、リアム・ローソンはスプリントで10位、予選で9番手だった。
スプリントでは、8番グリッドのピエール・ガスリー(アルピーヌ)がトラブルでピットに戻ったため、9番グリッドのハジャーと11番グリッドのローソンはひとつずつポジションを上げ、その位置でフィニッシュした。ハジャーは前を行くオリバー・ベアマン(ハース)のすぐ後ろを走り続けたが、抜くには至らなかった。
予選ではふたりともQ3進出を達成。5番手のアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)から9番手ローソンまでは0.127秒差という僅差の戦いだった。
■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)スプリント 8位(9番グリッド/タイヤ:ミディアム)予選 8番手(Q1=4番手1分41秒572:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分41秒281:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分41秒310:ソフトタイヤ)
「僕たちにとって良いスプリントだった。とても良いペースを示して、1ポイントを獲得できたんだ」
「予選では、リアムも僕もすぐにリズムをつかむことができた。とても満足しているけれど、8番手よりもう少し上を期待していたのも事実だ。というのも、セッション序盤から力強い走りができていたし、5番手のアレックスとの差はたったの0.1秒だったからね。それを思うと、自分はもっといい仕事ができたはずだと感じてしまう」
「全体としては、マシンは安定していて、とても好調だったので、最初から自信を持つことができた。チームのことが本当に誇らしいよ」
「ペースは強力だし、明日はポイント圏内の位置からスタートできる。ウエットレースになる可能性があるけれど、マシンのセットアップには満足している。目標は当然、戦いに加わってポイントを獲得することだ」
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)スプリント 10位(11番グリッド/タイヤ:ミディアム)予選 9番手(Q1=8番手1分41秒748:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分41秒297:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分41秒328:ソフトタイヤ)
「2台揃ってQ3に進出できて、良いセッションだった。ただ、5番手とのタイム差がこれほど小さいのを知ると悔しい。セッションを通してスピードを高めていって、学習もできていた。でも、ラップの終盤に少し乱れて、タイムを失ったんだ。上位との差がとても小さかっただけに悔しく思う」
「明日のコンディションがどういうものになっても、マシンのポテンシャルをすべて引き出しながら、クリーンなレースをする必要がある」
[オートスポーツweb 2025年07月27日]