「Q3でこれほど前進するとは予想外」「今はいい戦いでもあり、厳しい戦いでもある状況」/F1第13戦予選コメント(2)

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2025年07月27日 18:00  AUTOSPORT web

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2025年F1第13戦ベルギーGP予選後会見 左から2番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、PPランド・ノリス(マクラーレン)、3番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)
 2025年F1第13戦ベルギーGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)だ。

■アレクサンダー・アルボン(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)予選 5番手(Q1=9番手1分41秒772:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分41秒505:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分41秒201:ソフトタイヤ)

「本当にハッピーだ。金曜日に抱えていた問題を解決したことが、最大の違いだ。ラップはトリッキーで、ラップタイムを稼ぐことができるところを探すのが難しかったので、Q3でこれほど大きく前進できるとは予想していなかった。タイヤが機能する範囲は非常に狭かったが、スイートスポットを見つけてすべてをまとめるために僕たちはいい仕事をした。レースペース強そうなので、明日は比較的単純なレースを期待している」

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)予選 4番手(Q1=3番手1分41秒334:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分40秒951:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分40秒903:ソフトタイヤ)

「今日のスプリントで勝つことができてとてもうれしい。お気に入りのサーキットで1位でフィニッシュできるのは、最高の気分だよ」

「トップスピードのアドバンテージがあったことが助けになった。マクラーレン勢を後ろに抑え続けられるかどうかは確信が持てなかったが、それほどミスをせず、バッテリーのマネジメントをとてもうまくやれた」

「うれしい驚きだった。チームとして本当に良い仕事をしたと思う。週末の残りに向けて、良い後押しになった」

「予選については、正直もう少し良い結果を期待していた。Q3ではなぜか、マシンのグリップやフィーリングがそれまでと同じではなかった」

「このセットアップによってドライビングの感触が良くなることを期待していたが、そうはならず、バランスも自分たちが求めていたものではなかった」

「マシンを限界までプッシュして、自分が好きなようにコーナーへ攻め込むことができないと感じた。でも、スパではまさにそれが必要だ。(Q3の)最初のラップでは、最終コーナーでホイールスピンがあり、2周目ではすでにターン1でラップタイムを失っていたので、理想的な展開ではなかった」

「マクラーレン勢との差はかなり小さかったから、4番手で終えることになったのは残念だ。少なくとも3番手には入りたかった」

「明日、勝利を争うのは難しいだろう。マクラーレンの2台はウエットでも速いはずだからね。奇跡を期待してはいない。表彰台を目指して戦いたいと思っているよ。天候によってはレースで多くのことが起こる可能性がある」

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)予選 3番手(Q1=6番手1分41秒635:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分41秒084:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分40秒900:ソフトタイヤ)

「ポールポジションから依然として0.3秒遅れているけれど、今日の結果にはとても満足している。すべてをうまくまとめることができた。今日のポテンシャルのすべてを出し切ったと確信して予選を振り返ることができるのは、気分がいい」

「FP1からずっとマシンに快適さを感じていた。アップグレードについても多くのことを学んだよ」

「前方にいるライバルたちは強そうだけど、決勝を見据えてマシンに施した小さな変更によって、明日は良い戦いができることを願っている」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 2番手(Q1=2番手1分41秒201:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分40秒626:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分40秒647:ソフトタイヤ)

「(2番手という結果には)少しがっかりしている。(Q3での)2回目のラップはすごくうまくまとまりかけていたのに、ターン14で小さなミスをしてしまい、大きくタイムを失った。だからがっかりしている」

「マシンの感触は今日も良かったが、接戦だった。もちろん、スタート位置として悪くはないけれど、もっとうまくやる余地があったと感じる。そういう時には残念に思うものだ」

(ノリスが改善したことに驚いたか、あるいはノリスがピアストリのデータから学んだと感じるかという問いに対し)「分からない。僕たちは良いチームメイト関係にあると思っているし、毎週末、お互いに多くを学んでいる」

「それが良いチームにしている要素だ。けれど同時に、互いに戦おうとすると難しさにもなる。今日の僕の仕事はまあまあだったけれど、大事な場面でやるべきことができなかった。それが少し悔しい」

(冗談で)「スプリントがああいう展開になったから、2番手を目指していたんだよ!」

「明日の天気がどうなるか分からないが、おそらくかなり違った展開になると思う。何が待っているかを確認し、良いレースができるように頑張る」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 1番手(Q1=1番手1分41秒010:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分40秒715:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分40秒562:ソフトタイヤ)

「まあまあのラップだったね。うれしいよ。昨日みんながなぜあんなに心配していたのか分からない。僕はそこまで遅れていたわけではなかった。ちょっとした問題がいくつかあっただけだったんだ」

「昨日の後、今日の走行に向けて、自信を持っていた。自分がトップに戻れたということを確認できてうれしい」

(どのようにして改善したのかと聞かれ)「コンマ3秒だ。スリップストリームを得たり、ピットレーンを最初に出なかったりで、それぐらいの差は生まれる。皆はいろんなことを大げさに言いたがるけど、僕はずっといいフィーリングを持っていた。マシンは週末を通して速かったよ」

「オスカーは週末を通していい仕事をしている。彼が言っていたように、僕たちはお互いに強くプッシュし合っている。それは楽ではない状況だ。自分の強みと弱みが見えるし、互いに学び合うからね。だから、いい戦いでありながら、厳しい戦いでもあるというのが、僕たちの今の状況だ」

[オートスポーツweb 2025年07月27日]

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