
【写真】津田健次郎、朝ドラ『あんぱん』ではかっこいい編集長役
本作は、医療における19番目の新領域である総合診療科を舞台にしたヒューマン医療エンターテインメントで、原作は富士屋カツヒトの連載漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(ゼノンコミックス/コアミックス)。脚本は『コウノドリ』シリーズの坪田文が手掛けている。
松本演じる魚虎総合病院の総合診療医・徳重晃が「問診」を通して病気を診るだけでなく、患者の心や生活背景などから「最善」を見つけ出し、生き方そのものにも手を差し伸べていくストーリーだ。
第3話で津田健次郎が演じるのは、自身と同様に「声」が仕事道具のアナウンサー・堀田義和。地上波テレビで情報番組を担当し、CMや公共施設のアナウンスなどでも引っ張りだこの人気アナウンサーだ。しかし、喉の違和感をきっかけに魚虎総合病院を訪れ、下咽頭がんが発覚する。
その治療方法をめぐり、総合診療医の徳重と新田真剣佑演じる外科医・東郷康二郎の意見が対立する。優先すべきは病気の治療か、それとも「声」を守ろうとする患者の思いか…。簡単に答えの出せない状況の中、患者とその家族、そして医師らそれぞれの思いが交錯する―。美しい声で多くの人を魅了してきた津田だからこそ生まれる説得力のある芝居も見どころだ。
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