
今週は台風9号の動向に注意。台風9号は小笠原諸島に接近した後、関東や東北の海上を中心に影響が出るおそれ。九州から東北の内陸では、最高気温が40℃くらいまで上がる所も。災害級の暑さが続くため、熱中症に警戒を。
台風9号の動向に注意
台風9号は、強い勢力を保ったまま明日29日(火)にかけて、小笠原諸島に最も近づく予想です。台風の動きが遅いため、31日(木)頃まで海は大しけとなり、台風の進路によっては暴風となるおそれがあります。また、断続的に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。うねりを伴った高波に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意・警戒してください。
8月1日(金)から2日(土)にかけては、暴風域を伴いながら東の海上を北上する予想です。本州から離れた所を進むため、直接的な影響はないでしょう。ただ、関東や東北の太平洋側を中心に、ザッと雨の降る所がありそうです。また、沿岸部ではうねりを伴って波が高くなるでしょう。特に海のレジャーは、波浪の注意報・警報が発表されていないか、最新の情報を確認してください。
猛暑続く 内陸では40℃超えも
沖縄や奄美は、台風8号の影響で明日29日(火)の昼頃まで断続的に雨や雷雨となるでしょう。強風や高波には、引き続き注意が必要です。
九州から東北は、明日29日(火)以降も晴れる所が多く、平年を上回る暑さが続くでしょう。最高気温35℃以上の猛暑日が続出し、京都や岐阜など内陸部では39℃くらいまで上がりそうです。大分県の日田では、31日(木)に41℃予想と、災害級の暑さが続くでしょう。熱中症情報では「危険」の所が多く、暑い時間の外出を控える、エアコンを使用するなど、熱中症対策が欠かせません。
北海道は太平洋側で雲が広がりやすいですが、晴れ間は出そうです。最高気温は30℃以上の真夏日が続く所が多く、体調管理に気を付けてください。
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8月5日以降も真夏の暑さ
8月5日(火)以降は、気圧の谷や湿った空気の影響で、あちらこちらで雨が降るでしょう。傘マークがついている所も晴れ間はあって、急な激しい雨や雷雨になるおそれがあり、空模様の変化に注意が必要です。また、新たに台風が発生するなどした場合は予報が大きく変わるため、最新の天気予報を確認してください。
最低気温・最高気温ともに平年並みか高い傾向が続きます。7日(木)頃からは最高気温35℃以上の猛暑日地点が少なくなるものの、東京都心は33℃前後。不快な蒸し暑さでしょう。沖縄や九州から関東では、夜間も気温が25℃を下回らない熱帯夜が続く見込みです。昼夜を問わずエアコンを使うなど、熱中症対策を心がけてください。