28日の自民党両院議員懇談会での出席者の主な発言は次の通り。
船田元氏 (石破茂首相の)「トランプ関税」への対応、少数与党として野党との話し合いで重要法案を通した実績を評価している。
大岡敏孝氏 直ちに辞任することが責任の取り方ではない。衆参とも過半数を割ったので、まずは私たちの法案、予算案を通せる体制を死に物狂いでつくるのが党総裁の責任だ。
若林洋平氏 今までの負の遺産を改善できなかった責任は執行部もあるし、最高責任者の首相にもあるのは当然だ。
鈴木貴子氏 衆院選、東京都議選、参院選で大敗し、組織の長として総裁はじめ、執行部はけじめをつけてほしい。組織としてのけじめが求められている。
小林鷹之氏 参院選の多くの候補者たちが、党に対する厳しい風が吹く中で、もがき苦しみながら必死に訴えていた。組織のトップとしての責任の取り方をしっかり考えてほしい。
佐藤正久氏 党への批判を受け止め、新たに出発することが大事だ。首相がいったん身を引いて再生のプロセスを進めるべきだ。
中曽根康隆氏 党がこのままだと沈んでしまう。変わらなくてはいけない。
青山繁晴氏 衆参両院で民意が示されたにもかかわらず、民意に逆らって首相を続投するのは民主主義の破壊につながる。すぐに辞職するべきだ。