日本テレビ本社=20日、東京都港区 日本テレビは28日、元TOKIOの国分太一氏(50)の番組降板を巡り、自局の一連の対応を検証していた外部有識者による「ガバナンス評価委員会」が、「対応は事案に即した適切なものだった」と総括した意見書を公表した。
日テレは6月20日、福田博之社長が記者会見し、国分氏にコンプライアンス(法令順守)上の問題行為があったとして、レギュラー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」からの降板を発表。その際、関係者のプライバシー保護を理由に問題行為の詳細を明かさず、一部から批判を浴びていた。
意見書は「コンプライアンス違反ということ以上に具体的な説明を行うことは難しく、説明としてはやむを得ない」などと指摘。福田社長は28日の定例記者会見で「評価いただき安堵(あんど)している」と述べた。