なにわ男子、回転技・空飛ぶ自転車…4種フライングで彩る冒険の旅 横浜アリーナ怒涛の7日間9公演【ライブレポート/なにわ男子 LIVE TOUR 2025 ‘BON BON VOYAGE’】

0

2025年07月29日 04:04  モデルプレス

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

モデルプレス

キラキラ可愛く決めポーズをとるなにわ男子(左から)高橋恭平、藤原丈一郎、西畑大吾、大西流星、大橋和也、長尾謙杜、道枝駿佑(提供写真)
【モデルプレス=2025/07/29】なにわ男子が7月28日、神奈川・横浜アリーナにて4thアルバム「BON BON VOYAGE」を引っ提げた全国アリーナツアー「なにわ男子 LIVE TOUR 2025 ‘BON BON VOYAGE’」を開催した。【ライブレポート※一部ネタバレあり】

【写真】高さ地上10メートルでフライングするなにわ男子

◆なにわ男子、高さ地上10メートルで4種のフライング演出披露

同ツアーは、7月19日の新潟・朱鷺メッセ公演を皮切りに、神奈川・福岡・大阪・宮城・広島・静岡・北海道・愛知と全9都市43公演、約45万3,000人を動員予定。横浜アリーナ公演は、7月23日から29日まで7日間9公演で13万5,000人を動員する。

今年もメンバーの長尾謙杜がダンサー衣装も含めた全衣装をプロデュース。キラキラな王道アイドルのイメージがあるなにわ男子だが、今回のオープニング衣装は“ヴィラン=悪人”をイメージしたクールな衣装で、檻の中から登場。「The Answer」で幕を開け、センターに立つ道枝駿佑がモニターに映し出され「横アリ、騒ごうか?」と呼びかけると、会場から歓声が沸き起こった。

デビュー前から披露してきた自己紹介ソング「Seven Stars」は、歌詞を刷新した2025年バージョンで登場。曲中には「あーいしてるよ!(ほっぺハート)」(西畑大吾)、「だーいすきだよ!(ほっぺハート)」(大西流星)、「ちゅーして?(キス顔)」(長尾謙杜)、「んっ!(プク顔)」(道枝駿佑)、「(投げキス)」(高橋恭平)、「俺の隣空いてるで?」(藤原丈一郎)、「いい加減好きって気づけよ」(大橋和也)とそれぞれが胸キュン台詞や決め顔を披露して盛り上げる。

本公演の目玉は、随所に散りばめられた伝統のフライング演出。オープニングブロックでは、「Over The Horizon!」と「コイスルヒカリ」で布フライング、中盤のダンスコーナーでは「Thrill Drive」でダンサーとのハンガーフライング、ラストブロックでは「Seven seas」、「H.E.L.L.O」で、メンバーからの強い希望で実現した憧れのサークルフライングや回転技を披露。また、アンコールでも7人乗りの自転車でフライング。多幸感たっぷりに「サチアレ」を歌いあげ、4種の華やかなフライングパフォーマンスで魅了した。

◆三者三様ユニット曲、大橋和也&藤原丈一郎主演ドラマ主題歌の新曲も最速披露

チェックのスクールボーイズ衣装に身を包んだ2ndブロック「COLLEGE CRUSHI!」では、ミニクーパーに乗って登場。アルバム曲「The Greatest Voyage」の歌の世界観そのままに、ドタバタトラブルを乗り越えて旅を続けるなにわ男子たちが、ポップ&元気にアリーナ会場全体を巻き込む。途中でエンジンが止まり、大橋が「『せーの!』って言ったら、『かかれ〜!』言うてな!」と呼びかけ、ファンが「かかれ〜!」と声を上げると、再びエンジンがかかるという演出で楽しませる。TikTokでも話題の楽曲「YUUWAKU DANCE」は、手袋を使った思わず真似したくなる可愛さ全開の“誘惑ダンス”。メンバーの大西流星が振り付けを考案した、見せ場の一つとなっている。

昨年より始まったファンにも好評のユニットコーナーも大盛り上がり。今年は、壊れたおもちゃの世界を表現した大西×長尾ユニットの「TOYSTYLE」、往年のダンサブル歌謡曲へのオマージュを込めた西畑×藤原×大橋ユニットの「アダルティー」、天使と悪魔に扮した2人が誘い選択を迫る道枝×高橋ユニットの「Devil or Angel」と立て続けに披露し、三者三様の世界観で魅せた。

また、9月3日発売の両A面シングル「アシンメトリー/Black Nightmare」を本ツアーにて最速披露。大橋の主演ドラマ「リベンジ・スパイ」(テレビ朝日系、毎週土曜よる11時〜)、藤原の主演ドラマ「ロンダリング」(カンテレ、毎週木曜深夜0時15分〜)、それぞれの主題歌となっており、異なる魅力を詰め込んだダンスパフォーマンスで、なにわ男子のさらなる可能性を感じさせた。

◆なにわ男子の冒険はまだまだ終わらない――初のドームライブ開催決定

冒険のラストを飾るのは、なに男子が贈るファンタジックワールド。アルバム曲「Seven seas」に導かれるように始まる本編ラストの長尺の「Seven seasメドレー」は、まるで夢のパレードを見ているようなファンタジーの世界観。なにわ男子との冒険を締めくくる壮大なメドレーでは、ヒットシングルや代表曲「ダイヤモンドスマイル」など人気曲を惜しみなく詰め込み、物語の最終盤を感動的に締め括った。

なお、この日のMCでは、追加公演として2026年1月12日〜13日に東京ドーム公演、1月31日〜2月4日に京セラドーム大阪公演を開催することをサプライズ発表。メンバーそれぞれが喜びを言葉にするなか、最年長の藤原が発表直後に涙する場面も。その様子は、なにわ男子公式YouTubeチャンネルでも同時生配信された。

「気持ちはまるで冒険者 運命を変えてく旅立ちさ」――昨年のツアーのオープニングを飾った「NEW CLASSIC」は、本公演でも力強く響き渡り、物語の続きを感じさせてくれた。来年に控えた5周年イヤーに向けて、なにわ男子の“冒険”は、仲間、そしてファンとともにまだまだ続いていく。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

    ランキングエンタメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定