午前中から35℃以上の猛暑日が150地点超 午後は今年初の40℃になるか?

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2025年07月29日 12:40  日本気象協会

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日本気象協会

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今日29日も午前中から猛暑になってます。正午までに全国で猛暑日地点は174地点と早くも150地点を超えています。午後は気温がさらに上がり、40℃に達する可能性もあります。引き続き、万全の暑さ対策をしてお過ごしください。

午前中から体温を超える暑さ

今日29日も、短い時間でも肌に影響を及ぼすくらいの強い日差しと、上空の暖気の影響で午前中から猛烈な暑さとなっています。正午までで全国で一番気温が上がっているのは群馬県桐生市で38.4℃と体温を超える暑さとなっています。千葉市では11時20分ごろに35℃以上になり、今年初の猛暑日となりました。35℃以上の猛暑日地点は174と、すでに150地点を超えて、昨日より早いペースで気温が上がっています。

午後は今年初の40℃に達するか?

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午後はさらに気温の上がる所が多く、予想最高気温は山形市、甲府市、京都市、岐阜市など39℃です。今年一番気温が上がったのが7月26日の福島県伊達市の39.9℃です。40℃に達すると今年初の40℃以上となります。また、猛暑日地点も300になる可能性もあります。こちらも昨年2024年の8月4日以来の300地点超となります。

こまめな水分補給やエアコンの効いた涼しい室内で過ごすなど、万全の暑さ対策をしてください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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