創設60周年のTEAM YAMATOがスーパー耐久ST-5Fチャンピオンに喜び「記念すべき年に結果を残せた」

　ENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BridgestoneのST-5Fクラスに参戦するTEAM YAMATOは、7月27日に大分県のオートポリスで開催された第5戦で今季のシリーズチャンピオンを確定させたことを受け、椋本陵チーム代表のコメントを発表した。

　1965年に創設されたTEAM YAMATOは、本田技術研究所の社内自己啓発チームとして国内レースでの活動を続け、2025年に創設60周年という節目の年を迎えた。

　今季のTEAM YAMATOは、FF前輪駆動とFR後輪駆動に分けられたスーパー耐久ST-5Fクラスに67号車YAMATO FITで参戦。流麗なクロームカラーをまとったGK5型ホンダ・フィットRSは開幕戦で優勝を飾ると第2戦も連勝し、第3戦で4位、第4戦で2位という好結果を残し続け、先日の第5戦では3位表彰台を獲得。最終戦を前に今季のクラスチャンピオンを確定させた。

　TEAM YAMATOのスーパー耐久初チャンピオン獲得に、チーム代表兼ドライバーを務める椋本は「昨年までは結果に結びつかず苦しい状況が続きましたが、チーム一丸となって改善に取り組み、チーム創設60周年の記念すべき年に結果を残すことができました」と喜びのコメントを発表した。

「苦しい状況下でもサポートをいただいたスポンサー様、熱い応援をいただけるファンの皆さま、そして、社内自己啓発チームとして、従業員がレースに挑戦できる場を創出し、60年もの間その環境を維持し続けてくださった数多くの諸先輩方に、心より厚く御礼申し上げます」

「今後もTEAM YAMATOは、ホンダが『操る楽しさ』を提供し続けるために、商品・技術開発に携わる若手技術者がレースの現場で切磋琢磨することによる人間力向上を目的に、モータースポーツへの挑戦を続けて参ります」

https://twitter.com/TEAMYAMATO67/status/1949487483605123293

[オートスポーツweb 2025年07月29日]