外国人運転の死亡重傷事故258件=全体に占める割合、過去最高―警察庁

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2025年07月29日 16:31  時事通信社

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警察庁の看板
 今年上半期(1〜6月)に起きた死亡・重傷事故のうち、外国人が運転していたのは258件で、日本人を含めた全体に占める割合は2.1%と過去最高だったことが29日、警察庁のまとめで分かった。全体の交通事故死者数は、前年同期比21人減の1161人で、統計の残る1956年以降で2番目に少なかった。

 同庁によると、外国人運転者による死亡・重傷事故は同19人増。250件を超えたのは2008年以来で、初めて割合が2%を超えた。

 同庁は「在留外国人や訪日観光客の増加で近年事故の増加傾向が続いている」と指摘。対策の一環として、外国の運転免許を日本の免許に切り替える「外免切り替え」制度を厳格化する方針を示している。

 日本人を含めた全体では、運転中に携帯電話を操作する「ながらスマホ」による事故が68件と、統計がある07年以降で最多を更新。一方、飲酒運転の死亡事故は49件で05年以降最少だった。

 電動キックボードなど「特定小型原動機付き自転車」の事故は29件増の163件。飲酒事故の割合が17.8%と自転車や原付きバイクと比べ大幅に高く、同庁は「発生の6割が深夜から早朝に集中しており、酔って終電後の足に使われている恐れがある。絶対やめてほしい」と話している。 

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  • やめてほしい、じゃなくてやめさせてやる!ぐらいの強い気持ちがほしいわ。
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