プジョー、新開発ハイブリッド搭載の『408』を導入。特別色セレニウムグレー採用の限定車も設定

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2025年07月29日 17:40  AUTOSPORT web

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プジョーならではの先進性が話題を呼んだ『408』に、新開発のハイブリッドパワートレインを搭載した“GT Hybrid(ジー・ティー・ハイブリッド)”が登場
 セダンとクーペ、そしてSUVを融合したファストバックを象徴するスタイリッシュなデザインをまとい、インテリアでは“3D i-Cockpit”をはじめとするプジョーならではの先進性が話題を呼んだ『408』に、新開発のハイブリッドパワートレインを搭載した“GT Hybrid(ジー・ティー・ハイブリッド)”が登場。その発売を記念し、通常のカラーラインアップに設定されていないセレニウムグレーのボディカラーを採用した限定車“Selenium Edition(セレニウム・エディション)”も設定し、7月15日より発売開始となっている。

 従来のカテゴリーに収まらない革新的なファストバックデザインに加え、路面をしっかりとホールドする安心感としなやかな走りを備えたCセグメントモデルとして登場した『408』は、これまで最高出力130PS、最大トルク230Nmのスペックを持つ1.2リッターのガソリン直噴ターボ“PureTech(ピュアテック)”がメインユニットとなっていた。

 そこへ今回導入された新たなパワートレインは、こちらも新開発の1.2リッターガソリンターボエンジンと、電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた、48Vマイルドハイブリッドシステムを採用する。

 内燃機関(ICE)部分では、タイミングベルトから強度の高いタイミングチェーンに変更し耐久性を向上させるとともに、ミラーサイクル採用により高効率運転を実現。さらにターボチャージャーのジオメトリー可変領域の拡大や、ローラー式バルブリフターによる摩擦低減、インジェクターの高圧化(最大噴射圧35MPa)などにより、最高出力は6PSアップ。システム合計出力で145PSに向上している。

 さらに電動モーターのアシストにより発進停止時の振動が抑制され、低速からの力強いトルクの立ち上がりと同時にスムーズで心地よい加速がもたらされ、走行状況によって約30km/hまで電気による走行が可能に。信号待ちの多い市街地走行では1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となり、実用燃費を飛躍的に向上させ従来のICE比較で22%超の燃費性能改善を実現している。

 この新マイルドハイブリッドモデルの発売を機に、すでに販売中のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの名称が“Plug-in Hybrid”に変更されるとともに、初出が『2008』となった人気カラーのセレニウムグレーが再登場。この『408』では昨年導入の特別仕様車“GT Selenium Edition(GTセレニウム・エディション)”に続く2度目の設定となり、洗練されたグレートーンのエクステリアは100台限定となっている。

 通常カタログモデルは、オケナイトホワイト、オブセッションブルー、エリクサーレッド、ペルラネラブラックの合計4色から選択可能で、価格は529万円に。一方の限定車“Selenium Edition”は535万円(いずれも税込)となっている。

●プジョーコール TEL:0120-840-240●プジョー公式サイト:https://www.peugeot.co.jp/range/peugeot-408.html

[オートスポーツweb 2025年07月29日]

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