落語家桂春蝶(50)桂吉弥(54)が29日、大阪市内で「第3回『春蝶・吉弥と一之輔 3人噺2025』」(11月26日、SkyシアターMBS)の記者会見に出席。好調阪神について複雑な思いを語った。
虎党で知られる2人だが、セ・リーグ首位を独走中の阪神について、吉弥は「強すぎて怖い。うまいこといき過ぎてて、ちょっとおもろないというか」。
梅野隆太郎捕手が好きな吉弥は先日、2軍の試合を観戦に行ったそうで「ショートを守ってた木浪くん(聖也内野手)が2軍に落ちて、ショートにはもう山田(脩也内野手)っていう次世代のショートがいて、木浪くんはサードを守ってる。代打で原口(文仁内野手)が出てきたり。キャッチャーも坂本(誠志郎捕手)で今出てるメンバーがバチッとハマって、(そうでない選手の)ファンの人は複雑な気がする。タイガース全体が好きな人も勝ててええけど、1人ひとりの選手を見てると、もうちょっと活躍してもな」と複雑な思いを口にした。
一方、春蝶は吉弥の思いに理解を示しつつ、「阪神の歴史は裏切りの歴史でありますから」。28日終了時点で、2位巨人と10ゲーム差だが「13ゲーム差をひっくり返されたことがある。岡田さん(彰布前監督)の口癖ですから。あれを聞いてると、10ゲームごときってない?」と一抹の不安を吐露。「ピッチャーがすごい。ディフェンスの強さは安心しますけど、やっぱり怖いです」と気を引き締めていた。
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