会見で途中退席のハプニングがあった本田響矢 (C)ORICON NewS inc. 俳優の本田響矢が29日、都内で行われた音楽劇『エノケン』製作発表に登壇した。市村正親、松雪泰子、豊原功補、ピース・又吉直樹(脚本)、シライケイタ(演出)とともに本作への意気込みを語った。
【集合ショット】昭和レトロな衣装で登場した本田響矢ら出演者たち 本作は、戦前から戦後まで、昭和の日本を笑いで照らし続け“エノケン”の愛称で親しまれた喜劇俳優・榎本健一の波乱の人生を又吉が新作戯曲として書下ろし、俳優の市村正親が主演する新作舞台。10月7日〜26日に東京・シアタークリエにて上演されるほか、大阪、佐賀、愛知、川越公演も予定している。
本田は、エノケンの息子・榎本エイ一(※エイ=金へんに英)と、劇団員の田島太一の一人二役を演じる。二役を演じることはこの製作発表で初めて解禁された。本田は一人二役を演じることについて「それを聞いたときに、とてもうれしいなと思いました。エノケンさんを“父”として、そして劇団の“先輩”として、二つの視点からエノケンさんという大きな人物を見ることができて、これからのけいこ・本番に入るのが楽しみです」と声を弾ませる。
また「又吉さんやシライさん、そして大先輩方と一緒にお芝居ができるという、こんなにも幸せなことはないなと思いますし、いろんなことを吸収していきたいと思います」と意気込みを語った。
そんな中、緊張と暑さで汗をぬぐったティッシュが顔についてしまい、豊原が取ってあげるというハプニングも。その後MCから「ちょっとはけていただき、お顔を整えていただいて…(笑)」と途中退席する一幕も。登壇者の中で最年少だった本田の慌てる姿に、会場はほほ笑ましい雰囲気に包まれていた。