
【写真】北央かるた部OBの“ヒョロくん”こと木梨浩(坂口涼太郎) ドラマ『ちはやふる−めぐり−』第4話場面カット
原作『ちはやふる』は、シリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画で、「第2回マンガ大賞2009」「第35回講談社漫画賞 少女部門」など数々の賞を受賞している。2016年、2018年に映画化された『ちはやふる−上の句・下の句・結び−』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれた。本作は、映画から10年後の世界。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の藍沢めぐる(當真)が、顧問として赴任してきた大江奏(上白石萌音)と出会い、全国大会出場を目指して高校最強の瑞沢高校に挑んでいく。
■第4話あらすじ
新生・梅園かるた部、初の強化合宿の日がやってきた。今日から2泊3日、都内屈指の強豪校・北央学園との合同合宿。塾の合宿と日程がかぶってしまった藍沢めぐるも、両親にウソをついてかるた部の方に参加。大江奏は「きっと学ぶことはたくさんありますよ!」と初合宿に臨むみんなを鼓舞する。
合宿所に向かう途中、神社の境内で、どこからか鹿の鳴き声が聞こえ、すかさず奥山春馬(高村佳偉人)が一句読む。「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき」。
合宿所に着いた梅園を、北央かるた部OBの“ヒョロくん”こと木梨浩(坂口涼太郎)と現役北央生が一斉に出迎える。中でもエースで部長の奥山翔(大西利空)は、中学1年でA級に昇格し、将来の名人と目される逸材。そして、実は春馬の双子の弟でもあった。しかしC級の兄の存在を恥じる翔は、北央のみんなに知られたくなくて、春馬を呼び出し「バレそうになったら、秒で帰ってもらうから」と告げる。一方の春馬も怒るどころか弟を気遣って「兄だってことは絶対に言わないから」と約束。2人の会話を偶然聞いてしまっためぐるは複雑な気持ちを抱える。
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一方、与野草太(山時聡真)は「そもそもこっちは4人だし、掛け声以前の問題な気がする」と、人数不足の現状に危機感を抱く。原因不明の目まいが原因で試合に出られない春馬は一人、責任を感じ始める…。
ドラマ『ちはやふる−めぐり−』は日本テレビ系にて毎週水曜22時放送。