30日午前8時25分ごろ、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする地震があった。気象庁によると、地震の規模はマグニチュード(M)8・7と推定されると発表し、太平洋沿岸など広い範囲に津波警報や津波注意報を出した。
これを受け、NHKや民放キー局は、通常番組を中断し避難を呼びかけるなどの対応が続いた。
NHKでは警報発令直後からアナウンサーが「安全と思わず今すぐ逃げて」「一刻も早く高い所へ」と強い口調で避難を呼びかけ。テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」でも、注意報の発令後しばらく同注意報について伝え、いったん通常コーナーに移ったものの、気象庁が一部地域について「注意報」から「警報」へ切り替えると、再び情報を集約して放送。後続の番組を休止して、放送を続けた。
NHK、民放各局とも特別編成の放送体制をとり、民放では、放送中の画面にテロップや地図で警報を伝え、さらに、各局の公式サイトなどでもリアルタイムで情報を掲載した。
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