過去にもたびたび大地震=カムチャツカ沖、日本に津波も

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2025年07月30日 11:31  時事通信社

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時事通信社

気象庁=東京都港区
 マグニチュード(M)8.7の地震が起きたロシア・カムチャツカ半島沖は太平洋プレートが沈み込む地域で、過去にもたびたび規模の大きい地震が起きている。日本に大きな津波が到達した例もある。

 気象庁によると、今回の震源と非常に近い場所で1952年11月5日にM9.0の地震があり、岩手県・久慈港で1メートルの津波が観測された。このほか、59年5月にM7.9、97年12月にM7.8の地震があったほか、今月20日にもM7.4の地震が起きている。

 日本から離れた場所で起きた地震による津波は、時間が経過してから最大の波が到達する場合もあるといい、52年11月の最大津波も地震から9時間後だった。

 気象庁は20日の地震について「関連性がないとは言えないが、日本から遠く離れており確認はできない」とした上で、「一般的に大きな地震が起きた場所では地震が起きやすくなっているので、今回のような津波を起こす地震が今後も起きる可能性はある」と説明した。 

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