『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(8月8日公開)(C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved. 不朽の名作「ジュラシック」シリーズの最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(8月8日公開)より、白亜紀後期の“ジョーズ”モササウルスと主人公ゾーラとの海上戦を描いた本編映像が解禁された。
【動画】『ジュラシック・ワールド/復活の大地』本編映像 体長約30メートル、体重約18トンを超えるモササウルスは、当時の海洋において食物連鎖の頂点に君臨していた存在。映画初登場は2015年の『ジュラシック・ワールド』で、水中から獲物を一瞬で呑み込むシーンは強烈な印象を残し、シリーズを象徴する存在のひとつとなった。本作では、ゾーラ率いるチームが海上で任務を遂行するなか、突如としてモササウルスに遭遇し、かつてないスリリングなアクション・シークエンスが展開される。
解禁された映像では、ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)らが初代「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設があった“禁断の島”へ船で向かう途中、突如水面からモササウルスが出現。ゾーラは、DNA採取用の特別な銃を手に船首で構えるが、巨体による衝撃で船体が激しく揺れ、海に投げ出されそうになるという緊迫の場面が描かれている。
本作は、「ジュラシック・ワールド」3部作(2015〜22年)がいずれも全世界で10億ドルを超える興行収入を記録したのち、新たに展開される“新章”。脚本には、『ジュラシック・パーク』(1993年)を手がけたデヴィッド・コープが28年ぶりに復帰。復帰のきっかけは、スティーヴン・スピルバーグからの熱烈なラブコールだった。
「スティーヴンと一緒に物語を作り上げていくのはものすごく楽しいです。腕がいいのは当たり前ですが、僕と波長もバッチリ合います」と語るコープは、スピルバーグとともに脚本作りを始め、これまでの「ジュラシック」シリーズにはなかったようなアクション・シークエンスを作ることを目指した。
特にスピルバーグが興味を示したのは、モササウルスが海を遊泳していることで生まれる展開だった。コープは「海洋アドベンチャーを盛り込むという案は大いに気に入りました」とスピルバーグのアイデアを気に入ったと語り、続けて「これまでの『ジュラシック』シリーズになかった類の要素でありながら、この世界観にとって、自然界の美しさをありのままに捉える新しいアプローチになると感じました。まさに、これこそがシリーズの務めですよね」と語る。
これまでのシリーズになかった視点で自然界の美しさと脅威を描く本作では、革新的な映像技術が惜しみなく投入され、観客を圧倒するリアリティと臨場感を実現。コープが最初に手がけたのも、この海上でのモササウルス襲撃シーンであり、本作の象徴的シークエンスのひとつとなっている。
シリーズを重ねるごとに進化し続けてきた「ジュラシック」作品。今回もまた、予測不能のアクションと深いドラマを内包し、観客を未体験の映画世界へと誘う。
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