『ジュラシック・ワールド/復活の大地』©2025 Universal Studios. All Rights7月2日(水)より北米公開され、全米オープニング興行収入1億4,700万ドルのスタートを切っている『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。8月8日(金)に日本公開を控えるなか、モササウルスとスカーレット・ヨハンソン演じる主人公ゾーラとの大迫力の海上戦が収められた本編映像が解禁となった。
全長約30メートル、体重は約18トンを超え、シャチに匹敵するスピードで泳ぐモササウルスは、いわば白亜紀後期の“ジョーズ”。
『ジュラシック・ワールド』(2015年)のテーマパークで水しぶきとともに鮮烈な登場を果たして以来、シリーズファンたちの心を瞬く間に奪い、シリーズを通して人気を誇る恐竜となった。
海に生息する巨大生物の1種として、本作では主人公たちの任務のターゲットにもなっており、これまでのシリーズにはなかったスリリングなアクション・シークエンスが海で展開される。
今回解禁された本編映像では、ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)率いる精鋭チームが、初代『ジュラシック・パーク』の極秘研究施設があった“禁断の島”へ船で向かう航路上、突如として巨大なモササウルスが現れるシーンを捉えている。
ゾーラは船首に立ち、モササウルスのDNAを採取するために特別に作られた銃を構えてその巨体を狙う。しかし次の瞬間、モササウルスが容赦なく船に体当たりを仕掛け、凄まじい衝撃に船体が大きく揺れる。
ゾーラはバランスを崩し、いまにも海に投げ出されそうになるが――。
『ジュラシック・ワールド』3部作がいずれも全世界興行収入10億ドル超えのメガヒットを記録したのち、新たな物語として始まる本作はファン待望の新章。
その脚本には、『ジュラシック・パーク』を手掛けたデヴィッド・コープが28年ぶりにカムバック。復帰のきっかけとなったのは、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグからの熱烈なラブコールだった。
「スティーヴンと一緒に物語を作り上げていくのはものすごく楽しいです。腕がいいのは当たり前ですが、僕と波長もバッチリ合います」と語るデヴィッド・コープは、スティーヴン・スピルバーグとともに脚本作りを始め、これまでの「ジュラシック」シリーズにはなかったようなアクション・シークエンスを作ることを目指した。
特にスティーヴン・スピルバーグが興味を示したのは、モササウルスが海を遊泳していることで生まれる展開だった。
デヴィッド・コープは「海洋アドベンチャーを盛り込むという案は大いに気に入りました」とそのアイデアを気に入ったと語り、続けて「これまでの『ジュラシック』シリーズになかった類の要素でありながら、この世界観にとって、自然界の美しさをありのままに捉える新しいアプローチになると感じました。まさに、これこそがシリーズの務めですよね」と、その意義を明かしている。
革新的な技術で描かれる大迫力の映像体験とスリリングなストーリー展開で、常に観客に驚きと感動を届けてきた「ジュラシック」シリーズだからこそ、本作でも新機軸のアクション描写が積極的に盛り込まれている。
そして、2人のストーリー作りが実を結び、最初にデヴィッド・コープが手掛けたのは、今回解禁となったシーンの一部でもある、モササウルスによる海上襲撃シーンだったという。
シリーズを重ねるごとに撮影技術が進化し、当初は実現できなかった数々のシーンも多く取り入れられてきた「ジュラシック」シリーズ。今回もまた、これまでにない新たな手法で自然界の美しさをありのままに捉えながら、美しくも恐ろしいモササウルスと人間たちの遭遇を、手に汗握るアクションシーンとして描き出している。
そんな本作はIMAXに加え、7種類の異なるラージフォーマット、SCREENX、Dolby Cinema、Dolby Atmos、MX4D、4DX、ULTRA 4DX、SCREENX with Dolby Atmosという多彩な計8種類のラージフォーマットでの上映形態が決定している。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は8月8日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)