古田新太「千秋楽までもたないかも。早めのチケットを」劇団☆新感線ベテラン大集合でにやり

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2025年07月30日 14:10  日刊スポーツ

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劇団☆新感線45周年興行・秋冬公演「爆烈忠臣蔵〜桜吹雪THUNDERSTRUCK」製作発表に登壇した古田新太

俳優古田新太(59)が30日、都内で行われた、劇団☆新感線45周年興行・秋冬公演「爆烈忠臣蔵〜桜吹雪THUNDERSTRUCK」(9月19日から長野・まつもと市民芸術館ほか)製作発表に登壇した。


古田は「18(歳)の時に(劇団に)入ってるんで、もう41年。今年還暦を迎えます」としみじみ。座付作家の中島かずき氏、主宰・演出のいのうえひでのり氏による同作は江戸時代が舞台。歌舞伎の名作「忠臣蔵」を上演するために芝居作りに情熱を傾ける演劇人を描く。


中島氏は「45周年なのでいろんなことを詰め込んでいたら今まで書いた中で一番長くなった。反省して20分くらい切りました」と説明。古田は「劇中劇が多すぎていまだに役をつかみかねている。(上演期間の)3カ月の間になんとか30分短くしようと思ってる」と笑いを誘った。


小池栄子(44)は「劇団☆新感線の大ファンですし、本当に毎日稽古が楽しくてしょうがない。今年45歳になるので、私が生まれたときに皆さんが劇団を立ち上げたと思うと、お父さんお母さんと一緒にやっている気分にすらなる」と笑顔。4年ぶり3度目の参加となる向井理(43)は「オリンピックみたいな感覚」としつつ「いちファンとして見てきた歴の方が長いので、参加させていただくだけで幸せ」と語った。


本公演では、久々に劇団員の大集合が実現。劇団の看板俳優古田、高田聖子(58)、粟根まこと(60)らに加え、数年ぶりの出演となる橋本じゅん(61)、羽野晶紀(56)、橋本さとし(59)。さらに小池、早乙女太一(33)向井ら豪華ゲスト陣が顔をそろえる。舞台だけでなく映像作品でも第一線で活躍する面々が舞台で一堂に会するのは94年の劇団公演以来31年ぶり。


いのうえ氏は懐かしの面々に囲まれ「法事に集まった人たちみたい」とにやり。ベテラン俳優も多く「久しぶりで体が痛い方はたくさんいらっしゃる」とし、橋本じゅんは「僕のこと(笑い)。それだけ年がたっていたんだと痛感しつつ、まだいけるぞという手応えもある」とうなずいた。


古田は「すごく楽しい作品になりそう。でも千秋楽までもたないかもしれません」とにやり。「だから皆さんは早めのチケットを持って。(後半には)何人かはいなくなってるかもしれない」と笑いを誘った。

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