ジェイミー・リー・カーティス、引退の準備をしている

　映画「ハロウィン」シリーズや『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で知られるジェイミー・リー・カーティス。リンジー・ローハンと共演する『シャッフル・フライデー』の公開を控える彼女だが、すでに引退の心積りをしているそうだ。

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　Varietyによると、ジェイミーがこの度The Guardian紙のインタビューに登場し、「両親がある年齢に達したときに、業界から拒絶され、それまで2人に名声や人生、生活の糧を与えてくれたもの全てを失う様子を目の当たりにしました。両親が信じられない程の成功を収めたのち、徐々にそれらが失われていくのを見てきたんです。本当に辛いことです」と語ったそうだ。

　ジェイミーは芸能一家の出身で、往年のハリウッド俳優トニー・カーティスとジャネット・リーを両親に持つことで知られる。「私はもう30年、セルフリタイアをしています。家族と同じ目に遭わないように、業界から抜ける準備をしてきました。お呼びでなくなる前に、パーティーから去りたいのです」と続けた。

　なお、長くハリウッドで活躍してきたジェイミーは、2023年には『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞を初受賞するなど、近年ますます評価を高めている。この後9月5日から、『フォーチュン・クッキー』（2003）の続編『シャッフル・フライデー』が日本公開されるほか、『Ella McCay（原題）』がこの年末にアメリカ公開される予定。さらに、Netflixの大ヒット実写版ドラマシリーズ『ONE PIECE』の、Dr．くれは役にとファンから熱望されるなど注目を受けている。