連続テレビ小説「ばけばけ」高石あかりがヒロインを務める連続テレビ小説「ばけばけ」の初回放送日が9月29日(月)に決定。ポスタービジュアルも完成した。
連続テレビ小説第113作目となる本作は、明治時代、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子・松野トキが主人公の物語。
高石がヒロイン・松野トキを演じるほか、夫のヘブン役でトミー・バストウ、トキの親戚・雨清水傳役で堤真一、その息子・三之丞役で板垣李光人、トキの両親役で岡部たかしと池脇千鶴、トキの祖父役で小日向文世、英語教師・錦織友一役で吉沢亮らが出演する。
今回公開されたポスターは、トキと夫のヘブンが手を繋ぐ、楽しそうなカットが使用された。
撮影した川島小鳥は、「二人の思い出の場所、松江で撮影させてもらいました」「撮影の時はまだドラマの撮影が始まったばかりの初々しい関係のお二人でした」と明かし、ポスタービジュアルデザインの西澤和樹は、「日々の暮らしにふと現れる、夫婦の穏やかな時間。その一瞬を切り取ったような写真の世界観に寄り添いながら、ポスター全体がひとつの物語として立ち上がるよう、デザインには抑制を効かせ、静かな構成を心がけました」と制作をふり返っている。
今回の発表に、SNSでは放送を楽しみに待つ視聴者から、「素敵すぎる」、「お二人の優しい雰囲気が伝わってきます」、「いい笑顔だなぁ」、「オシャレな仕上がり…!」、「泣くほど良い」などと絶賛のコメントが多く見られた。
また、公式サイトもオープン。人物紹介やインタビューなど、随時更新予定となっている。
ストーリー
明治時代の松江。松野トキは、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子。松野家は上級士族の家系だが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。貧しい暮らしをすることに。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごす。
ある仕事の話が舞い込んでくる。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされる。ところが、お互いの境遇が似ていることに気が付き、だんだんと心が通じるように。
しかも、2人とも怪談話が好きだった。へんてこな人々に囲まれ、へんてこな2人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らしが始まる――。
連続テレビ小説「ばけばけ」は9月29日(月)よりNHKにて放送開始。
※高石あかりの「高」は、正しくは「はしごだか」
(シネマカフェ編集部)