中学生が“何か”と遭遇…菅野美穂&赤楚衛二『近畿地方のある場所について』本編映像

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2025年07月30日 18:01  cinemacafe.net

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『近畿地方のある場所について』(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
背筋による話題の小説(KADOKAWA)を映画化した『近畿地方のある場所について』より本編映像が解禁された。

菅野美穂と赤楚衛二をW主演に迎え、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』の白石晃士が監督を務める本作。さらに監督の大ファンであり、著作への影響も受けているという原作者・背筋も自ら脚本協力として参加している。

行方不明になったオカルト雑誌の編集長の消息を追う、オカルトライター・千紘(菅野美穂)と雑誌編集記者の小沢(赤楚衛二)が直面する謎と恐怖を描く。

この度解禁されたのは、戦慄の映像が記録されたビデオテープを千紘と小沢が再生するシーン。

失踪した編集長が残した資料を調べるうち、千紘と小沢は、ある一本の古びたビデオテープに辿り着く。映し出されたのは、中学生たちの林間学校の記録。そろいのジャージに身を包み無邪気にはしゃぐ彼らだったが、夜を迎え、雰囲気は一気に不穏さを帯びていく。

どこからともなく響いてくる、低く、不気味な声。「おーい」「おやまにきませんか」「かきもあります」。とても人間のものとは思えないその声に、最初は面白がっていた生徒たちの間に、じわじわと不安が広がっていく。

そして誰かが、窓の外に“何か”を見つけてしまった瞬間、教室内は騒然となり、まさに異常事態ともいうべき集団ヒステリーが発生する。

そのおぞましい映像を、息を呑みながら凝視する千紘と小沢。編集長はなぜ、この忌まわしい映像を手にしていたのか? やがてこの映像が“近畿地方のある場所”へと通じていくことなど、2人にはまだ知る由もなかった…。

現実と錯覚するほど生々しいフェイクドキュメンタリーパートと、演技派キャスト陣が織りなす不穏な劇映画パート、2つの世界が緻密に融合することで、これまでにない恐怖と深い余韻を生み出している本作。今回解禁された映像は、まさにそんな本作の魅力を体感できるシーンとなっている。

また、映画公開に合わせて、原作者・背筋が書き下ろした短編小説が入場者プレゼントとして配布されることも決定。劇場で配布される呪符カードのQRコードから閲覧可能で、失踪した編集長の謎に迫る手がかりが描かれているという。

『近畿地方のある場所について』は8月8日(金)より全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)

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