
【写真】<暗転>直後を捉えた閲覧注意な場面写真
本作は、PlayStation5 / PC用人気ゲーム『Until Dawn -惨劇の山荘-』をR18+指定の映像表現で実写映画化。『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)、『ライト/オフ』(2016)などを手掛けたデヴィッド・F・サンドバーグを監督に迎え、『死霊館のシスター』(2018)、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)のゲイリー・ドーベルマンと、『ポラロイド』(2019)のブレア・バトラーが脚本を共同担当した。4月に全米で公開されるやいなや4週間連続で全米興行収入ランキングトップ10入りを果たした。
解禁となった本編映像では、“何かがおかしい”山荘ですでに<恐怖のタイムループ>によって惨殺される夜を繰り返し、疲弊しきった主人公たちが、暖色の明かりが温かく照らすバスルームで身を寄せ合う場面が映し出される。
主人公のクローバー(エラ・ルービン)が別の夜で“魔女”と思われる人物に殺される際に聞かされた「夜を生き延びるか、その一部になるのか」という言葉を仲間たちと反すうする。答えが出ないまま時間は過ぎ、エイブ(ベルモント・カメリ)が喉の渇きを潤そうと洗面台に手を伸ばすと、以前の死で終えた夜に蛇口から水が出ない経験をしていたミーガン(ユ・ジヨン)が「出ないよ」と声をかけた。しかし蛇口から流れ出すたっぷりの“水”…。訝しげにその様子を見つめるミーガンだが、疲れ切った仲間たちと水を回し飲みながら、繰り返す死の恐怖から抜け出し生き延びるための話し合いへ再び意識を向ける。
“魔女”から聞いた言葉はすでにクローバー自身も記憶がおぼろげではあるが、クローバーの元カレであるマックス(マイケル・チミノ)は「つまり脱出方法はある」「夜明けまで生き延びればいいのかも」と活路を見いだそうとしていた。
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真っ黒な画面の向こうで嫌悪感を覚える生々しい爆発音だけが再生され、仲間たちの声にならない悲鳴と絶句を耳に残したところで今回解禁となった映像は切られたが、劇場では規制一切なしの容赦ない映像表現でスクリーンいっぱいに残酷描写が映し出されることになる。
<暗転>直後を捉えた場面写真では、ミーガンの悲痛な表情で顔をゆがめながら血みどろになり床にはいつくばる様子と、はち切れんばかりに腹部を膨らませて横たわる姿が写し出される。いったい“何”が、彼女をこのような姿へ変えたのか─。果たして、クローバーたちはどのような殺され方で死を繰り返すことになるのか─。
映画『アンティル・ドーン』は、8月1日より全国公開。