沿岸原発で潮位変動を観測=女川60センチ、いずれも異常なし
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2025年07月30日 19:31 時事通信社

ロシア・カムチャツカ半島付近での大地震により、太平洋沿岸では相次いで潮位の変動が見られたが、沿岸付近の原発施設はいずれも「異常はない」としている。
東北電力によると、女川原発(宮城県)では午後1時37分、東通原発(青森県)では同1時42分に、それぞれ60センチと40センチの津波とみられる潮位変動を観測した。
日本原子力発電東海第2原発(茨城県)でも同6時までに60センチの潮位変動が見られた。
東京電力は、福島第1原発(福島県)と福島第2原発(同)について「気象庁の小名浜港での観測データと大差がないと推測している」とコメントした。同庁によると、同港では午後5時46分までに、最大40センチの津波が観測された。
中部電力浜岡原発(静岡県)では、敷地内の取水槽水位が午後4時20分ごろに最大25センチ上昇した。
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