日本維新の会常任役員会であいさつする吉村洋文代表=30日午後、大阪市中央区 日本維新の会は30日、大阪市で常任役員会を開き、参院選の総括を8月中にまとめることと、代表選の実施可否に関する投票をオンラインで行うことを決めた。吉村洋文代表(大阪府知事)は選挙結果について「関西は土俵際にとどまったが、全国では非常に厳しい。僕自身の責任だ」と陳謝。「代表選を実施するかどうか、投票で審判を仰ぐ」と表明した。
維新の規約は、国政・統一地方選後に代表選の実施可否を国会・地方議員らの投票で決めると定める。岩谷良平幹事長によると、代表選の実施可否は8月7日にも判明する。代表選が実施される場合、吉村氏は出馬を見送って代表職を退く意向を示している。