画像提供:マイナビニュースJR東日本は30日、カムチャツカ半島付近で発生した地震に伴う運転状況について、同日20時45分にすべての地域で津波警報から津波注意報に切り替えられたことを受け、東北エリアで運転見合わせとなっている線区も一部を除き、7月31日始発から運転すると発表した。
7月30日の地震発生に伴う津波警報の発表および避難指示の発令を受け、JR東日本は関東エリアの東海道線(東京〜熱海間)や横須賀線(大船〜久里浜間)、湘南新宿ライン(池袋〜小田原・逗子間)、東北エリアの東北本線(白石〜名取間、岩切〜小牛田間)や常磐線(東海〜仙台間)、仙石線・仙石東北ライン(全線)などで運転見合わせとしていた。
同日18時30分、北海道・東北以外のエリアで津波警報から津波注意報に切り替わったことを受けて、伊東線(熱海〜伊東間)は20時頃に運転再開した。東海道線(東京〜熱海間)と横須賀線(大船〜久里浜間)は21時頃から順次運転再開したが、本数が少なくなっている。常磐線(東海〜高萩間)は22時頃、内房線(君津〜安房鴨川間)と外房線(茂原〜安房鴨川間)は23時頃に運転再開。湘南新宿ライン(池袋〜小田原・逗子間)は最終列車まで運転を見合わせる。これら各線区とも7月31日は始発から運転予定だが、内房線と外房線は一部運休が発生するとのこと。
東北エリアで運転見合わせとなっている線区については、7月30日の最終列車まで運転見合わせとなるが、7月31日は一部線区を除き、始発から運転再開する予定に。東北本線(白石〜名取間、岩切〜小牛田間)、常磐線(原ノ町〜仙台間)、仙石線・仙石東北ライン(全線)、石巻線(前谷地〜女川間)、磐越東線(小野新町〜いわき間)、釜石線(遠野〜釜石間)、山田線(上米内〜宮古間)、八戸線(全線)、奥羽本線(新青森〜青森間)、津軽線(代行バス含む全線)、「わんタク」(フリー便・定期便)は7月31日も一部運休が発生する見込みだという。大湊線(全線)、気仙沼線BRT(全線)、大船渡線BRT(全線)は自治体の避難指示が解除となり次第、運転再開する。(MN 鉄道ニュース編集部)