『情報ライブ ミヤネ屋』20年目を受けて取材に応じた西尾桃アナウンサー(C)ORICON NewS inc. 読売テレビ制作の報道情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(月〜金 後1:55〜3:50)が2006年7月31日の放送開始から、今年20年目を迎える。MCを務める宮根誠司(62)と西尾桃アナウンサー(25)が、ORICON NEWSの取材に応じた。西尾アナはMCアシスタント就任してから4ヶ月の変化を語った。
【写真】20年目突入にガッツポーズ!宮根誠司&西尾桃アナ 同番組は、関西ローカルでスタートし、大阪・読売テレビのスタジオから生放送。08年3月31日より全国ネットで放送開始した。アシスタントは、初代の森若佐紀子アナから、川田裕美アナ、林マオアナ、澤口実歩アナと続き、今年3月31日から5代目アシスタントを西尾アナが務める。
共演してから4ヶ月経った西尾アナにアナウンサーとして助言するなら?という質問に宮根は「僕はフリーになっちゃったので、西尾さんとは全く立場が違うんですけど」と前置き、「西尾さんはやっぱりその局アナなので、読売テレビという局を背負っての発言になっちゃうので、そこはなかなか難しいと思うんですけど、入社3年目なので、アナウンス技術をしっかり磨くといいんじゃないかな。僕は全く磨けてなかったんでね(笑)。でも、これからなので、ぜひ頑張っていただきたいなと思います」とエールを送った。
それを受けて西尾アナは「そうですね。局を背負っているっていうのは、本当に今まで以上に感じるようになっていて、今までは同番組、生放送の中で、先輩のアナウンサーがいて、誰かと一緒にやることが多かったので、局アナが1人っていう環境が実は初めて」と打ち明け「そういう意味で、背負っているなっていう重さを感じることはよくあります」との思いを吐露。
その上で「何かを説明するにしても、速報を伝えるにしても、一番基礎の技術が自分を支えてくれるものなんだなっていうのは、この4ヶ月で痛感しているので、宮根さんが『自由に』って言ってくださったんですけど、自由に動き回れるようになるためにも、一番最初の土台を固めるところを忘れないようにしながら努力していきたいなと思います」と意気込んだ。
20年にわたって同番組でMCを続けている宮根を見て、参考にしていることを聞かれると、西尾は「ご本人がいる前で一番恥ずかしいんです」と照れ。宮根は「あんまないと思う」とつぶやいた。
「ないわけないじゃないですか」と宮根の言葉を否定し、「結構、感覚的な話なんですけど、私、同期と一緒に生放送のMCを月に1回やってるんですね。『ミヤネ屋』に来て宮根さんを観察するようになって以降の方が、ゲストの方との流れを作りやすくなっていて、(トークに)入るタイミングとか、ここだなって思う時が増えるようになったんですね」と明かした。
「あとは、尺の調整とか、完全に管理してくださってるのは宮根さんなので、そういうところの感覚とか伝え方とか、残り数秒で何かを入れ込む技術っていうのは、毎日、目の前で見させてもらえて幸せだなと思いながら横に立たせてもらっています」と語った。