お笑いトリオ、安田大サーカスのクロちゃん(48)が30日放送のTBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(午後10時)に出演。「亡くなった父親ドッキリ」で号泣する一幕があった。
今放送は「クロちゃん、寝て起きたら川のほとりにいてその向こう岸に亡くなった父親がいたら、死の淵にいるかと思う説」を立証。プレゼンターのFUJIWARA藤本敏史が「寝て起きたらさんずの川ドッキリ」と説明。1年半前にクロちゃんの実父香さんが亡くなったという。クロちゃんが酔っぱらうと「お父さんともっと話をしておけばよかった」などと語っていたことを受けて、約1年前から準備してきた企画だったことが明かされた。
番組側はクロちゃんに対し、「さんずの川」ドッキリを仕掛けるため、ウソの飲み会を実施。泥酔したクロちゃんは「さんずの川」を模した都内の川に運ばれた。約1年前から、オーディションで父の出身地である広島弁を話せる役者を探し、その役者に父の顔を模したかぶりものをあてがった。「明人(あきひと)」とクロちゃんの本名を優しく何度も呼びかけた。爆睡中のクロちゃんは目が覚めると、川を挟んだ向こう岸に白装束の父を視認した瞬間、号泣した。
そしてクロちゃんは泣きながら父がいる対岸へ渡ろうとする。「親孝行できてないから戻ってきて」「お父さんは僕の一番のファン」など号泣しつつも、酔いがさめたクロちゃんは「さんずの川? 死ぬの?」などと状況に気付き始めた。川を渡るのをあきらめ「俺、絶対成長するから」「お父さんごめんなさい」「お父さんに言われたようにお母さんを守るから、だから安心して天国に行って」などと絶叫。向こう岸の父は去ると、最後にクロちゃんが川にゲロを吐いて企画は終了した。
Xでは「お父さんがいないと楽しくない クロちゃんの言葉に泣いた…」「水曜日のダウンタウンでクロちゃん回で泣く日が来るとは思わなかったな…。最後の最後で感動の涙を返せ!となりましたがww」「クロちゃん感動回と思いきや最後にゲロ」「泣きながら観てたのにこれで台無しだ…。クロちゃんじゃなくて『ゲロちゃん』じゃん」「水曜日のダウンタウン、しかもクロちゃんの企画で号泣してる…。倫理観終わってるし、炎上するのは目に見えてるけど、なんでもかんでも規制されてつまらなくなった今のテレビの中で、こういう攻めた企画があるからこそ面白いし、毎週楽しみにしてる唯一の番組なんだよね 今回のは悪趣味過ぎるけど笑」などの書き込みがあった。
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