横山裕「僕です」24時間テレビランナー、生い立ち明かし「僕が走る意味みたいなものがあると」

「24時間テレビ48」でマラソンに挑戦するチャリティーランナーに決まったSUPER EIGHT横山裕

日本テレビ系特番「24時間テレビ48」（8月30日～31日）でマラソンに挑戦するチャリティーランナーがSUPER EIGHT横山裕（44）に決まったことが31日、分かった。横山が木曜レギュラーを務める同日生放送の「ヒルナンデス！」（月曜～金曜午前11時55分）内で発表された。走行距離は未定という。

この日の番組では「24時間テレビ」の司会を務める羽鳥慎一アナウンサーがゲストで登場し、ランナーが今日発表であることを予告。終盤に横山であることが明かされた。

発表のタイミングがくると、ドラムロールと共に横山は「僕です」と前に出て明かした。番組では3歳で両親が離婚してシングルマザーの母親に育てられたこと、その後、母が再婚して2人の弟ができたこと、中学卒業後は工場で働きながら芸能界の門をたたいたことなどが明かされた。「僕が走る意味みたいなものがあると思ったんですよね。何かが変わるとはおこがましいので思っていないですけど、少しでも子ども支援というものがあるということを知ってもらえたら。絶対完走しますので、よろしくお願いします。余裕があれば1回家帰ってやろうかなと思います。シャワー浴びてバッチリとして」と話した。

番組では昨年も「ヒルナンデス！」出演者のやす子がランナーを務めるなどしてきた。MCのウッチャンナンチャン南原清隆は「彼が走るというなら応援します。番組でもそれ以外のプライベートでも一緒にやったのがバンド活動なので、音楽を通じて後押しできたら」と語った。

また、同日の番組に出ていたやす子は「まさか横山さんとはびっくりしました」としつつ「おすすめのコースは東京まわりです。皇居周りがおすすめですね」とアドバイス。本番では「いっぱいご飯が食べられる」とし「ラーメンをいっぱい食べてください」とエールを送ったが、横山は「やす子ちゃんだけらしいですよ。走りながら太った人」と突っ込み、やす子は「2キロ太りました」と笑顔で明かしていた。

今回の発表にあたり横山は日テレを通じてコメントを寄せ「僕は子どもの頃、経済的にも不安の中で生きていました。そういう境遇の子どもたちが、今の時代も沢山いるんだということを僕が走ることによって知ってもらうだけでも意味があると思います」と明かし「もちろん、僕ひとりの力で、社会を変えられるなんておこがましいことは思っていません。でも、僕が走ることで、今、支援を必要としている子どもたちに少しでも力になれたら、ご覧いただく皆さまの心にも少しでも響いたら、こんなにうれしいことはないです。思いが届くように一生懸命走ります。どうぞよろしくお願いします」とつづった。

今年の番組では横山の思いを受け、目的別募金「マラソン子ども支援募金」を開設する。公式ホームページや、ランナーが走っている間に画面に表示されるQRコードから募金に参加することができる。寄付金は全額、支援を必要とする子どもたちのために役立てられる。

日本テレビはマラソン実施について「これまでも暑さ対策や医療体制などを万全に整えた上で、本企画の趣旨にご賛同いただいたランナーの安全に最大限配慮の上、実施してまいりました。今年も休憩の入れ方などに万全を期して準備を進めております」としている。走行距離は未定で「練習を重ねて決定致します」とした。

今年の「24時間テレビ」は総合司会を昨年に続き、くりぃむしちゅー上田晋也、羽鳥慎一、水卜麻美両アナウンサーが務める。さまざまな企画などに登場するチャリティーパートナーはKing＆Prince、浜辺美波、氷川きよし、志尊淳、長嶋一茂、やす子が務める。

横山裕「僕です」24時間テレビランナー、生い立ち明かし「僕が走る意味みたいなものがあると」

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