チャンネル登録者数408万人を誇る人気YouTuberグループ・コムドット。初期メンバーであるリーダー・やまと(27)、ゆうた(26)による初の写真集『BUDDY』(講談社刊)の発売記念イベントが6月11日に横浜アリーナで開催され、特別企画として2人は漫才に初挑戦。
7月16日にはグループのYouTubeチャンネルで、ネタ作りからリハーサル、本番、打ち上げまで漫才企画に密着した動画が公開された。
小学校時代の担任の先生の名前にちなんだ「原ちゃんず」をコンビ名に、黒のジャケット、グレーのパンツスタイルといったお揃いの衣装で本番に臨んだ2人。“YouTubeクリエイターじゃなかったら、どんな職業をやりたいか”をテーマに、学校の先生や週刊誌記者などのネタをコミカルに披露し、会場を盛り上げていた。
打ち上げではやまとが「正直、完璧だったね」「後づけで良かったことにしてるんじゃなくて、“マジ最高のが出た”って感じだった」と達成感を語り、ゆうたも「アドリブも結構おもろいこと言えたし」と手応えを感じたようだ。
反響を呼んだ「原ちゃんず」の漫才は、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品(32)の目にも止まったようだ。粗品は7月28日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、人気企画「1人賛否」のなかで2人の漫才を取り上げた。同企画は「最近のSNSニュース斬った」と題し、粗品自身の意見ではないものの、最新の話題に賛否両論でツッコミを入れていくコント。
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粗品は2人の漫才に対するネットの声を紹介しつつ、「素晴らしかったですよ、漫才」とコメント。だが、「ただぁ!」と鉄板フレーズを述べると、「今まで見た、人が2人以上しゃべってる映像のなかで一番おもんなかったなぁ」「5歳のときに見た将棋の解説とかの方がおもろかった」などと辛口批評を展開していた。
そんな粗品のコントを、やまともチェックしていたようだ。
やまとは30日に更新した自身のXで、《横浜アリーナで披露した漫才が粗品さんから酷評されていることが話題になっていますが、人生初の漫才をM-1チャンピョンに評価していただけたこととても光栄に思ってます》とコメント。続けて《でもやっぱり昔からお笑いが大好きで本気で作ったネタだから悔しい リベンジ欲メラメラ》と、さらなる意欲を燃やしていた(引用は全て原文ママ)。
■「正直ゾッとしました」漫才批評めぐってアンチに怒り露わ
しかし世間からの“酷評”には、さほど寛容にはなれなかったようだ。
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続く投稿では《あとこの際だから聞きたいのですが、「床見てた方がおもろい」って何万回も擦られたネタを堂々とコメントする人は面白い人であってますよね?》と、自身が披露した漫才への批判に苦言を呈した。
さらに次の投稿では《もうひとつこの際だから言うと》と切り出し、《「酷評してくれるの待ってた」というコメントを読んで、正直ゾッとしました》と不満を露わに。どうやら粗品が酷評することを期待していたユーザーに対して、憤りを感じていたようだ。
やまとは《漫才の件に限らず、“誰かの視点を通してコンテンツに触れる“というコンテンツが流行していて、それ自体は自分も見るし否定はしないけど、誰かが悪く言われてることを楽しいと感じるなら、それは確実に人生が腐り始めている証拠です》と批判し、《他人軸じゃなくて自分軸で生きろ》と主張。
その上で《この便利になりすぎた時代で、決して不自由ではないけど満たされず、どこかもどかしさを感じている人のために本を書きました 自分軸を取り戻したい方は是非》と、自身の著書を紹介していた。
だがこの後も、やまとのアンチに対する反発は続いた。
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コムドットがコロナ禍の緊急事態宣言下で飲み会に参加していたことや、夜間に地元のコンビニ前で騒いでいたことを指摘するユーザーの投稿を引用し、《論点ズレすぎ》と反論。《悪いと思ったことは謝ったし反省した 過去に犯したミスで将来の可能性を閉ざすなんてバカバカしすぎる》と嘆き、《こうゆう風潮が蔓延してるから挑戦に対してのハードルが上がるし、俺はそれをぶち壊すために挑戦してる姿を見せ続ける》とコメントした。
一夜明けた31日も“自分のことを棚に上げて一般人を攻撃している”と指摘するユーザーに対して、《YouTubeクリエイターがニュースになったら「一般人のくせに」って叩くくせに、都合が悪くなったら一般人って言葉を盾にして逃げるの鬼ダサい》と一喝。《みんなが大好きなXは有名も匿名も平等に発言権があるんじゃなかったっけ?》と、異論を呈していた。
その後、《そもそも自分が有名だから偉そうにする有名人も、有名人にならなんでも言っていいと思ってる一般人も同レベルでダサいっしょ 有名一般関係なく、やることやってる奴はカッコいいでいいんじゃないかな》と総括していたが……。
やまとの主張にファンからは、《ぐうの音も出ない》《やまとくんの言葉マジで響くしかっこいい》と支持する声が続々。だが、批判的な一般ユーザーに応戦し始めたことに驚いた人もいたようで、困惑する声も散見されている。
《コムドットのやまとピキりすぎて草》
《まぁ、やまとさん そろそろ落ち着いて楽しい発言頼むで》
《一般人であり一般人ではない仕事を自らが選んでしているんだからそんな事を言ってレスバしてないで新しい漫才を出してくれよやまと》
漫才へのリベンジを誓っていたやまとの元には『M-1グランプリ』挑戦を期待する声もあったが、どこまで突き詰められるだろうか。
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