乃木坂46“Monopoly”や≠ME“モブノデレラ”はどう生まれた?杉山勝彦が語る作曲の喜び、若手との共創

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2025年07月31日 18:10  CINRA.NET

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Text by 金子厚武
Text by 沼田学
Text by 廣田一馬

“君の名は希望”“サヨナラの意味”“きっかけ”など、乃木坂46の代表曲を数多く手がける作曲家の杉山勝彦。

近年も“Monopoly”や“歩道橋”といったヒット曲を生み出しているが、その一方で2023年に作家事務所・CoWRITEを立ち上げ、同年にはソングライディングスクール・CoLABもスタートさせるなど、現在は若手の育成にも力を注いでいる。

表舞台に立つアーティストとは異なり、日々コンペと向き合う現代の作曲家という職業について、杉山はその喜びと苦悩をどのように感じているのだろうか。

今回のインタビューでは、乃木坂46から指原莉乃プロデュースの≠MEや≒JOYまで、近年関わっている女性アイドルの楽曲について杉山が解説。TikTokからAIに至るデジタル環境の劇的な変化にも言及しながら、作曲家であり、事務所の社長でもある杉山の現在を語ってもらった。

─以前、杉山さんに取材をさせてもらったのが、乃木坂46が10周年を迎えた2021年。その後すぐに5期生が入り、いまでは6期生も入って、どんどん世代交代が進んでいます。一方で2024年末の『NHK紅白歌合戦』では“きっかけ”、今年の「THE FIRST TAKE」で“君の名は希望”と、杉山さんの楽曲は歌われ続けているわけですが、いまの乃木坂46に対してどんな印象を持っていますか?

杉山:おっしゃっるように、自分が作って、ある意味乃木坂46のカラーを築いてきた曲をいまも大事に歌ってくださっていますが、メンバーはオリジナルのときから全員入れ替わっている曲もあると思います。『紅白歌合戦』に出たり、人気を保ちながらそれを成立させているグループはほとんどないと思うんですよね。

杉山勝彦(すぎやま かつひこ)
作詞・作曲・編曲家・音楽プロデューサー。株式会社コライト 代表。1982年1月19日生まれ。埼玉県入間市出身。早稲田大学在籍時代、ラッツ&スターの佐藤善雄にスカウトされ、2007年、Sony Music Publishingの専属作曲家となる。2016年に独立し、株式会社コライトを創設。家入レオ“ずっと、ふたりで”で『第59回日本レコード大賞』作曲家賞、乃木坂46“ごめんね Fingers crossed”で『第63回日本レコード大賞』優秀作品賞を受賞。

─本当にそうかもしれないですね。

杉山:そういう意味では、史上まれに見る、世代交代が成功したグループだなと思っています。「THE FIRST TAKE」で5期生の井上和さんと中西アルノさんが“君の名は希望”を歌唱されているのを見ても、ちゃんと乃木坂46の色はあるのに、やっぱり新しい。

お二人は僕からするとまだ新しいメンバーのイメージがあったんですけど、もうグループを引っ張っていく存在になっていて、その成長スピードの速さも感じました。6期生最初の曲である“タイムリミット片想い”は弊社の作家が作曲させていただきましたが、6期生もここからスターになっていくんだろうと容易に想像できました。

─乃木坂46のメンバーも世代交代をしているし、現在はグループの色を作ってきた杉山さんの教え子たちが乃木坂の楽曲に関わるようになっていて、それもすごいことですよね。

杉山:もともと作家事務所をやるとは思ってもいなかったんですが、2年半ぐらいで所属の作曲家が53名ほどと、規模もだいぶ大きくなりました。ただ、僕自身の曲を書くペースは、アーティスト活動と並行していたときよりもむしろ上がっていて、前よりたくさん書いています。

─2022年末に上田和寛さんとのフォークデュオ・TANEBIの活動が終了して、2023年に作家事務所としてのCoWRITEがスタートし、さらにはソングライティングスクールのCoLABも設立。そのきっかけは現在CoWRITEに所属している尾上榛さんとの出会いだったそうですね。

杉山:彼がまだ専門学校に通っていた頃に偶然出会って、音楽的な才能も、人間性も素晴らしいと思って、絶対プロになったほうがいいと思ったんです。

ただ「僕は片親で、母に育ててもらって、専門学校にも入れてもらって。だからプロにはなりたいですけど、卒業するまでに道筋が見えなければ、就職しようと思ってるんです」と言われて。

そこで、榛くんに頼んでお母さんに会わせてもらい、「彼に才能がある」ことと、一方で「プロの世界に絶対はないこと」もお伝えし、2年間の生活費を保証する代わりに、榛くんに大阪から東京に来てもらえないかとご提案しました。

─尾上さんだけの所属ではなく、作家事務所になったのはなぜなのでしょうか?

杉山:榛くんと仕事をするのはすごくやりやすいけど、僕と榛くんは年齢もこれまでの実績も全然違うので、ライバルにはなり得ないと思ったんですよ。

僕もソニーミュージックパブリッシングに所属していたとき、先輩たちが結果を出しているのを見て「いつか絶対一番になってやる」と頑張れたんです。

そういう熱がキャリアの最初にないのは良くないと思って、「榛くんのライバルを作ろう」と事務所化したんです。すごく無茶苦茶な理由ですよね(笑)。でも、僕からの声かけで人生が動いてしまったので、責任があると思っていました。

─ソングライティングスクールは、どういったきっかけで?

杉山:知り合いの作家に呼びかけて、最初は10人くらいから事務所を始めたんですが、そのなかに昔からの知り合いの小川智之さんがいたんです。

小川さんは教員になるのが夢だったものの、ライブハウスを経営しているお父さんに「お前はアーティストになるんだ。教職なんてやめてくれ」と言われて音楽の道に進んだそうで。普通逆ですよね(笑)。

その話からスクールのアイデアが浮かんで、教えることを夢にしていた小川さんとともに立ち上げました。事務所が始まって以降、作家として応募をしてくれる情熱のある人は多くても、実力差は否めなかったので、橋渡しとなるものがあるといいんじゃないかと思ったんです。

杉山:事務所直結のスクールがあれば、初めから優秀な子はすぐプロ活動を始められる。それに、事務所に入るという目的に向けてモチベーションを高く保てるから、これはいいスクールになりそうだと思いました。

─事務所とスクールの設立から約2年が経過して、手応えをどう感じていますか?

杉山:高校2年生でソングライティングスクールに入ってきて、いまはCoWRITEに所属している関口颯太くんという子がいるんですが、彼が最初に書いた曲が≠MEの“モブノデレラ”になりました。

すごくいい曲だったので、僕がトラックメイキングで入って、イントロを作り直したり、メロディーの整理整頓をしたりはしたのですが、その曲がコンペを通って……高校生がいきなり有名アイドルに曲提供って、不公平な世界ですよね(笑)。

─昔の杉山さんから見たら不公平かもしれないけど、夢のある世界ですよね(笑)。

杉山:僕はいまも自分が音楽を作ることが第一ではあるんです。ただ「早く行くなら1人で行け、遠くに行くならみんなで行け」という言葉もあるように、孤軍奮闘してもなんとかならないことって、やっぱりある。それは時の運や自分の実力、いろんな要素があると思うんですけど……いろんな人の個性や力が集まることで、一人では想像もできないような大きな成果が出せる。なので、いまはすごく楽しいですし、幸せな人生だなと思っているんです。いま思えば、アーティスト活動の挫折もよかったのかなって。

─近年杉山さんが手がけた乃木坂46の表題曲には編曲でCoWRITEの若手作家さんが参加されていますね。“Monopoly”の編曲には杉山さん、谷地学さんとともに、尾上さんの名前がクレジットされています。

杉山:榛くんはボカロ系ナイズドされた効果音やサウンドエフェクトがめちゃくちゃうまいんですよね。僕だけだとどうしてもオーソドックスなバンド寄りのアレンジになりがちなので、最後に色を足してもらおうということで、参加してもらいました。おかげで乃木坂に新しい風を吹かせてもらったなと感じています。

─“Monopoly”の作曲はどんな着想から生まれたのでしょうか?

杉山:エイトビートで、BPM160前後の曲って、もうだいぶ作り尽くされてるんですよ。なので、一番使われていないパターンはどれかなと思って、いろんなリズムのパターンを考えたときに、「タターンタターン」が一番不自然だったんです。

テンポ感はまったく違いますが、米津玄師さんの“Lemon”の「あの日の悲しみさえ」と同じリズムですね。

“Monopoly”はどこまで折れずにそのリズムをやれるかの曲です。普通の作家だったらAメロの真ん中あたりで心が折れると思います。

─ある意味では不自然なほうが、他にない面白い曲が生まれると。

杉山:もちろん音の組み合わせはいろいろ考えていて、Aメロの入りは音をあまり動かさず、サビは大きな動きをつけるなど、リズムが一定の曲だからこそ他の部分で技巧的なこともやってるんです。最後の落ちサビで全音下がって、全音半上がるのは、YOASOBIさんの曲でも使われていて最近は割とよくありますが、乃木坂46ではあまりなかったかなと。

─“歩道橋”の編曲には石原剛志さん、杉山さんとともに、CoWRITEの作家である麻尾悠太さんの名前がクレジットされています。彼はまだ大学生だそうですね。

杉山:弦を仕上げるときに、「ボヘミアンストリングス」という使うのが大変なプラグイン(追加の音源)があって、そこを手伝ってもらいました。全体のアレンジは石原くんメインで、一番初めの基盤は僕がやりました。

─近年、杉山さんが手掛けた乃木坂46の表題曲以外の楽曲でいうと、個人的には“心にもないこと”が名曲だなと思っていて。

杉山:あの曲はすごく気合いを入れて作ったし、作っているときに心がすごく動いていたから、旋律の動きもああいう躍動感のあるものになったんだと思います。

できたときに「これは絶対コンペ通った!」と思ったので、正直、表題曲にしてほしかった(笑)。まあ、時々そういうこともありますよ。それこそ“きっかけ”もシングルの表題曲ではないけど、結果的に紅白で2回歌われていますからね。

─いつか“心にもないこと”が再注目されることもあるかもしれない。

杉山:そうあってほしいですね。歌うにはちょっと難しすぎる曲かもしれないですけど(笑)。

─途中で話に出た≠MEの“モブノデレラ”や、≒JOYの“ブルーハワイレモン”と、今年は指原さんプロデュースのアイドルの楽曲も手掛けられています。乃木坂46以外のアイドルに提供するにあたって、意識の違いなどはあるのでしょうか?

杉山:曲を作る時点では意識してないです。ただ、あの2曲はレンジ間の広さや譜割りの細かさが、秋元(康)さんがやられているグループにはマッチしない感じなんじゃないかなとは思ってたんですよね。

特に“モブノデレラ”は、関口くんがある意味勢いで作ったので、音域が広すぎるという問題があったんですよ。でもそこが良いところでもあったので、無理に転調して収めることはせずに、仮歌はめっちゃ上手い人にお願いしました。

ただ、その人でもギリギリ歌えてるぐらいな感じだったので、内心では「これ無理だろうな」と思ったんですけど……すごいですよね(笑)。

─歌えちゃってますよね(笑)。

杉山:≠ME、めっちゃ歌うまいなと思いました。しかも最後の転調サビがソロ歌唱なんですよね。櫻井ももさん、蟹沢萌子さん、冨田菜々風さんの3人で順番に歌っていて「このグループすごいな」って。低音のところはちゃんと低音が出る子を当てていて、みんなでリレーして歌うからこそ、ちゃんと歌い切れてるところもあるとは思うんですけど。

─もちろん乃木坂46にも歌唱力が高い子はいるけど、指原さんプロデュースのアイドルのほうが一人ひとりを目立たせることを意識されている印象です。

杉山:そこは人数とも関係があると思うんですよね。乃木坂46は人数が多いから、絵としても一人にばかり花を持たせられない。やっぱりグループの人数によって、見せ方や戦略がだいぶ変わると思います。

井上和さんも中西アルノさんも、かっきー(賀喜遥香)も久保(史緒里)さんも……歌が上手い人はいっぱいいるんですけど、そこまで一人にフォーカスしすぎないようにしていると思います。表題曲は特にそのイメージがありますね。でも“ネーブルオレンジ”は2人のソロ歌唱があって、乃木坂46にもちょっと新しい風が吹いた感じがしました。

─乃木坂46はある種の普遍性を維持しつつ、時代によってちゃんと変化もしている印象ですが、近年のトレンドで言うと、やはりTikTok発のヒット曲が目立ちますよね。そういう状況に対して、作曲家として思うことはありますか?

杉山:カワラボ(KAWAII LAB.)さんはTikTokなどのトレンドを意識していると思いますし、僕にもそういう依頼はあって、それはそれで正しいと思うんですよ。ツールが変わったら音楽も変わるのは当たり前なので。

そもそも曲のサビで感情の高まりや願望を全部入れるようになったのは、テレビやラジオのコマーシャルができたからなんです。短い時間で、楽曲によって商品のイメージを高めるためにそうなった。なので、TikTokに合わせて曲を作るということ自体は正しい行為だと思います。

─なるほど。

杉山:あとこれは個人的な考えなんですが、ロックバンドのコンサートなら、主人公はバンドのボーカル、もしくはバンド全体。でもクラブミュージックの場合、主人公はDJじゃなくてお客さんなんですよ。音楽で体を揺らすのも、仲間とコミュニケーションを取るのも、女の子を口説くのも、お客さんの自由。

いまTikTokで流行っているカワラボさんの曲は自己肯定感を上げてくれる系の曲が多い。やっぱり主人公は歌い手ではなく受け取り手であり、それも「聴きたい曲」より「使いたい曲」が流行ってるんだと思います。ただ僕はバンドの真ん中で歌うボーカルを見て、かっこいいなと思った人間で……。

─前回のインタビューでもミスチル愛についてお話しいただきましたが、ミスチルの影響はいろんな面で大きいわけですよね。

杉山:そうですね。なので、時代とはちょっとずれているかもしれないけど、僕はやっぱりその音楽自体が主人公であるものが好きです。でも私立恵比寿中学さんに提供した“仮契約のシンデレラ”みたいに、まったく狙っていなかったのになぜかTikTokで10何億回再生されて、25バージョンリリースされたりする場合もあるので(笑)、何がバズるかは「神のみぞ知る」部分もありますよね。僕自身は何も狙ってなくて、いまもやりたいことをやっているだけなんです。

─事務所とスクールを2年間やってきたなかで、現在の作家が置かれている環境について感じていることはありますか?

杉山:やっぱり一番大きく変わったのはAIの登場だと思っています。ご存知のとおり、いまはもうAIでかなりクオリティの高い曲が作れてしまうんですよね。しばらくは自作とAIのハイブリッド時代が続くとは思いますが、どうモチベーションを保っていいかわからない作家も多いと思うんです。

本人が頑張って作ったのか、AIが作ったのか、聴いている人にはわからない時代がもうそこまで来ているので、うちの作家には「早く売れろ」と言ってますね。完全にAIの時代になる前に売れたら、「これは自分の力で作った」って、世間に胸を張って心から言える。それに、「自分はAIなしでもこれが作れる」と思えるかどうかって、クリエイターにとってはすごく大事なことだと思うんです。

杉山:今後は仮歌にしろ、楽器にしろ、AIでできることの精度がどんどん上がっていくことは間違いない。

一昔前であれば、「自力でちゃんとやったほうが自分の音になる」って、自信を持って言えたんですけど、正直いまはAIで作って、それを微修正するほうがいいものになるかもしれない。

でも、それをやると「その人らしさ」はどんどん薄れていって、「よくできてはいるけど均質化したもの」になってしまう。だから、すでに第一線で活躍してるプロは頼らないと思います。

─何を大事にするのか、難しいところですね。

杉山:音楽的な高揚感は、やっぱり自分で作ったほうが圧倒的にあるんですよ。事務所の勉強会では「すぐにクオリティを上げたい人は導入すればいい。ただ、自分の地力を高めたいのであればおすすめしない」、スクールの子には「使うな」と言っています。音楽って、苦労してちょっとできるようになって、それが少しでも人に伝わった瞬間に、めちゃくちゃ伸びるものなんですよ。

─まずは自力で音楽を作ることによって得られる高揚感を一度体験してほしいと。

杉山:そうですね。“モブノデレラ”は関口くんがちゃんと作った一曲目という話をしましたけど、スクールにはサビだけを何パターンか作らせる小川さんの講義があるんです。それをみんなでやると、「こんなの作ってくるやつがいるのか。負けたくない」と思うようになって、それで関口くんは最初にちゃんとフルを作ったときに、めちゃくちゃ頑張れたらしいんですよね。そういう作る喜びとか、夢中になれる瞬間を伝えるのがスクールの一番の役目だと思ってるんです。

─最後に、作曲家としての今後の展望を聞かせてください。

杉山:攻めと守りを両方やりたいです。これまで大事にしてきた自分から自然に出てくるものは守りつつも、AIツールを含めた新しいプラグインなども学んでいきたい。新しい挑戦が億劫になってくることもありますが、ちゃんと続けて、また新たなヒット曲や残っていく曲を作れるように頑張りたいです。

─組織としてはどうでしょう。

杉山:経営者として、「何年後に年商いくら」みたいな目標はないんです。人材によるところが大きいお仕事なので、明日ヒット作家が出るかもしれないし、もっと時間がかかるかもしれない。

ただやっぱり、「これほどの努力をどうやったらほかの人ができるんだろう」っていうぐらいの頑張りは、基本的に必要な世界だと思ってるんです。少なくとも、僕はそうしてきた。それを無理に強いるのではなく、自発的に頑張りたいと思えるような組織体制を作っていきたいですね。

より具体的に言えば、ライブハウスを持ったり、自社でアーティストを抱えたり……自社で経済圏を作っていかないと、大AI時代に生き残るのは難しい。どうすればこのチームを守り続けられるのか、成長し続けられるのかを日々考えて、研さんを積んでいるつもりです。

─作曲家としての杉山さんと、経営者としての杉山さんと、いまはその両輪があることによって、相乗効果が生まれているようにも感じます。

杉山:おっしゃるとおりだと思います。たぶん、事務所をやってなかったら、もうこんなに曲を書いてないと思いますね。いまは毎月の事務所の勉強会の日にかっこつけるためだけに曲を書いてるんですよ(笑)。

でもそれでちゃんと結果が出て、事務所に優秀な子が入ってきてくれたら、またその子にも背中を見せなきゃって……その無限ループなんですよね。

─めちゃめちゃ好循環ですよね(笑)。

杉山:そのうち体が持たなくなると思うんですけど(笑)。

─いやいや、まだまだ曲を書き続けていただけると嬉しいです。

杉山:ありがとうございます。頑張ります。
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