世界をリードするオフロード走破能力で高い人気を誇る『DEFENDER(ディフェンダー)』に、現行モデル登場の2019年以来初となるマイナーチェンジが実施されることに 伝説的存在の初代より75年にわたる蓄積と、世界をリードするオフロード走破能力で高い人気を誇る『DEFENDER(ディフェンダー)』に、現行モデル登場の2019年以来初となるマイナーチェンジが実施されることに。更新された2026年モデルではヘッドランプのデザインを中心に刷新を受け、初のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを導入。最高峰の“ヒーローモデル”ことOCTA(オクタ)には、漆黒のアイテムで仕上げられた新グレード『DEFENDER OCTA BLACK』も追加され、7月15日より受注が開始されている。
オリジナルの初代から大きな飛躍を遂げ、現代的な走破性と快適性を両立しつつ、新たに『90(ナインティ)』、『110(ワンテン)』、『130(ワンサーティ)』の3つのボディスタイルを展開する現行ディフェンダーは『不可能を可能にする』というブランドコンセプトのもと、卓越した走破能力を活かして挑戦する人々をサポートするアドベンチャーブランドへと再構築された。
そんなディフェンダーが初の刷新を受け、新たな装いとなったエクステリアではフロントバンパーとフロントランプのデザインを変更し、点灯時にシグネチャーグラフィックを強調してより鮮明な視野を確保。また新しいテクスチャパターンのボンネットインサートとサイドベントを採用することで、よりタフな印象を演出している。
さらにテールランプは凹凸をなくしフラッシュサーフェス化したうえで、全グレード30%のスモークを施したダークフィニッシュ処理とし、デイタイムランニングライト(DRL)を鮮明化する化粧直しを受けた。
一方のインテリアでも、13.1インチのタッチスクリーンインフォテインメントディスプレイを採用し大型化することで視認性と操作性を向上させ、ドライバーの視線を捉え注意力の維持をサポートするドライバーコンディションモニターカメラも搭載。
機能面でも、路面に応じて車速を微調整し操縦性を最大限に高めるアダプティブオフロードクルーズコントロール(X、V8の両グレード)や、ソフトクローズテールドアなど、ディフェンダーの強靭さと快適性を強化する装備を標準化している。
そのほか、ストレッチ版の130にのみ展開される“OUTBOUND(アウトバウンド)”グレードでは、その名称がボンネットデカールに採用され、量販グレードの“110”には、同車初の2リッター直列4気筒INGENIUMターボチャージドガソリンエンジンと105kWの電動モーターを組み合わせたPHEVパワートレイン(300PS/625Nm)の『P300e』を用意した。
そして2025年モデルで導入し発表後間もなくして完売になった“オクタ”も引き続き設定され、そのタフラグジュアリーさをさらに強化した新グレード『DEFENDER OCTA BLACK(ディフェンダー・オクタ・ブラック)』も追加設定。ナルヴィックブラックのボディに30にもおよぶパーツをグロスブラックまたはサテンブラックで仕上げ、オプションのマットプロテクティブフィルムやホイールを選択すると、さらなるパーソナライズも可能となっている。
その他のパワートレインには、おなじみ3リッター直列6気筒INGENIUMターボチャージドディーゼルMHEV(350PS/700Nm)の『D350』に、2リッター直列4気筒INGENIUMターボチャージドガソリン(300PS/400Nm)の『P300』、同5リッターV型8気筒スーパーチャージドガソリン(525PS/625Nm)の『P525』と『P500』(500PS/610Nm)、そして4.4リッターV型8気筒ツインターボガソリンMHEV(635PS/750Nm)の『P635』を用意。
エクステリアカラーも新色ウールストーングリーン(メタリック)や、サルガッソブルー(プレミアムメタリック)、ボラスコグレイ(メタリック)が追加され、最高峰“オクタ”にはボラスコグレイ(メタリック)のほか専用色としてサルガッソブルー(プレミアムメタリック)をラインアップ。さらに“オクタ”と“V8”にはマットラッピングのパタゴニアホワイトも2025年後半の導入予定とされ、価格は872万〜2250万円(税込)となっている。
ランドローバーウェブサイト:http://www.landrover.co.jpランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568
[オートスポーツweb 2025年07月31日]