オジー・オズボーンさんの葬儀に何万人ものファンが最後のお別れ「オジー」と叫ぶ声が響き渡る

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2025年07月31日 19:32  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

オジー・オズボーンさん

今月22日に76歳で死去したロックミュージシャン、オジー・オズボーンさんの葬儀が30日、生まれ故郷の英バーミンガムで営まれ、何万人ものファンが最後のお別れをするため沿道に集まった。英ロックバンド「ブラック・サバス」のフロントマンであるオズボーンさんは、2019年にパーキンソン病と診断されて闘病していた。


中心部ブロード・ストリートで行われた葬儀は、地元のボスティン・ブラス・バンドに先導され、ヴィラ・パークから紫の花で飾られた棺を乗せた黒いジャガーの霊きゅう車がゆっくりと沿道を進む中、黒と紫の服を着た大勢のファンが「オジー」と叫ぶ声が響き渡った。


葬列はブラック・サバスにちなんで名づけられた橋で停止し、未亡人のシャロン・オズボーンと息子でタレントのジャック、娘で歌手、タレントのケリー、長女エイミーさんの3人の子どもたちが、メンバーの肖像があしらわれたベンチで花を手向け、ファンが供えた追悼メッセージに目を通した。めったに公の場に姿を見せないエイミーさんは、黒いベールとベレー帽、そして黒いスーツに身を包み、家族と共に涙ながらに別れを告げていたと米ピープル誌は報じている。


2019年に設置されたベンチは、ファンの間で聖地となっており、世界中からファンが追悼に訪れ、花や風船、プレゼントを手向けている。葬列はこの後、近親者のみが出席する非公開の葬儀へと向かった。


オズボーンさんは、最後のライブパフォーマンスとなる公演「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を5日に、バーミンガムのヴィラ・パークで開催したばかりだった。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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