ティム・バートン、ウェンズデー役ジェナ・オルテガに絶大な信頼 「真のパートナー」

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2025年07月31日 22:00  クランクイン!

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ジェナ・オルテガが演じるウェンズデー ドラマシリーズ『ウェンズデー』シーズン2場面写真  Netflixシリーズ『ウェンズデー』シーズン2 パート1:8月6日、パート2:9月3日より世界独占配信
 鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務めるシリーズ『ウェンズデー』のシーズン2のパート1が8月6日から、パート2が9月3日から世界独占配信される。<Netflixで歴代最も視聴された英語シリーズ>に君臨する本作は、ちょっと不気味で風変わりな一家「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデー・アダムス(ジェナ・オルテガ)を主人公にしたダークファンタジー&ミステリー。ダークで個性的なキャラクターや、バートンが描く異色で奇妙でユーモアあふれる世界観と巧みなストーリーでS1は日本でも大ブームに。本作のオファーを受けたきっかけにもなったほど、ウェンズデーの持つ世界観や人間観に魅了されているというティム・バートン監督。彼はそんな思い入れ深いキャラクターを演じる主演のジェナ・オルテガの存在を、「彼女自身がウェンズデーそのもので、この役にたくさんのものを与えてくれました。ジェナは本作のプロセスの相棒であり、“真のパートナー”です」と表現した。

【写真】ティム・バートンとジェナ・オルテガ

 ウェンズデーがのけ者たちが集うネヴァーモア学園に再び戻ってくるシーズン2。しかし、そこには新たな敵やトラブルが彼女を待ち受けており、家族、友人、そしてかつての因縁と向き合いながら、予測不能で奇妙な事件に再び巻き込まれていく。

 『シザーハンズ』(1990)、『チャーリーとチョコレート工場』(2005)、『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)など合計20作品以上も監督を務めてきた鬼才ティム・バートンは、前々からウェンズデーと自身との間に共通点を感じていたと言い、「最初の脚本を読んだ時にウェンズデーが持つ世界観、さらに彼女が社会や両親、学校を見る視点に共感し、このプロジェクトを絶対にやりたいと思ったんです」と本作のオファーを受けた理由を告白。

 そんな自身にとって一際思い入れの強いキャラクターを演じるジェナ・オルテガに対して、「『この役を全身全霊で演じてくれる』という確信が持てました。彼女自身がウェンズデーそのもので、この役にたくさんのものを与えてくれました。ジェナは本作のプロセスの相棒であり、“真のパートナー”です。頭が良くて打ち解けやすく、一緒に仕事をするのが楽しい人です」と語り、本作にとって必要不可欠な存在であることを示した。

 本作に続き、彼にとって5年ぶりとなる長編映画『ビートルジュース ビートルジュース』でもヒロインに起用され、その才能を高く評価されているジェナ。彼女は師とも呼べる存在のバートン監督とのS2での現場を振り返り、「ティムと再び仕事をするのはとても楽しかったです。彼は私が知っている中で最も面白い人の一人で、おそらくこれまで一緒に仕事をした中で一番好きな監督です。特に『ビートルジュース ビートルジュース』の後はより一層打ち解けることができて、お互いの関係性を深める機会がたくさんありました」と打ち明けた。

 初対面だったシーズン1の現場と比較すると、「今回は前回よりも少しだけ自信を持って、時にはあえて挑戦的なアプローチを試すこともありました。監督なら必ず私を正しい方向に導き、必要な演技をきちんと引き出してくれるだろうという信頼感があったからです。私が自由に演じる余地を与えて貰っていたので、とても恵まれた環境でした」と語り、2人はタッグを重ねるごとにより強固な信頼関係を築いていることを明らかにした。

 本作をきっかけに躍進を遂げ、今やハリウッドを代表する若手女優にまで成長したイーニッド役のエマ・マイヤーズなど、次なるスターの誕生にも期待が高まる本作。戦慄と魅惑に満ちた「ウェンズデー」シーズン2、配信まで“震えて”待ちたい。

 Netflixシリーズ『ウェンズデー』シーズン2のパート1は8月6日、パート2は9月3日よりNetflix独占配信。
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