「3年B組金八先生」武田鉄矢が同僚教師役で共演の上條恒彦さん悼む「真面目で誠実な方」

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2025年08月01日 04:00  日刊スポーツ

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武田鉄矢(25年2月撮影)

舞台やドラマでも活躍した、歌手で俳優の上條恒彦さんが7月22日、老衰のため長野県内の病院で死去した。同31日に所属事務所が発表した。85歳だった。葬儀・告別式はすでに親族で行った。


上條さんはTBS系ドラマ「3年B組金八先生」で社会科教師の服部肇役を演じた。同ドラマの主演で国語科担当の坂本金八役で人気を博した武田鉄矢(76)は「『3年B組金八先生』で同じ学年の先生、服部先生を演じてくださり、いつも支えていただきました」と感謝の意を表した。人柄に関しても「子供と一緒に泣きながら芝居をしていると、クラスの隅で泣きながら見てくださる先生でした。演じる事に対して、非常に真面目で誠実な方で、熱演が終わると『良かったよ』と褒めていただき、励みになりました。心より感謝しております。ご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。


上條さんは長野県東筑摩郡出身。22歳で歌手活動を始めた。フォークグループ「六文銭」と組んで歌った「出発(たびだち)の歌」で、1971年に世界歌謡祭のグランプリを獲得した。「だれかが風の中で」はテレビドラマの主題歌になった。


ひげと眼鏡の風貌で親しまれ、俳優としても活動。NHK連続テレビ小説や大河ドラマにも数多く出演した。


豊かな声量を生かし、ミュージカルでも存在感を発揮した。1976年に「ピピン」日本初演で主役を務め、「ラ・マンチャの男」には1977年から2023年の最終公演まで40年以上にわたり出演。「屋根の上のヴァイオリン弾き」「マイ・フェア・レディ」でも卓越した演技力を見せた。

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  • 40年前の夏休みに寝台急行「銀河」のA寝台の談話ボックスで向かい合わせになったコトある方で。京都に時代劇の撮影で、だったようで。マネージャー氏と缶ビール片手に台本の読み合わせを、で。
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