
俳優の上條恒彦さんが、先月22日に老衰で亡くなったことが分かりました。85歳でした。
【写真を見る】【 訃報 】俳優・上條恒彦さん(85) 老衰で死去 舞台「ラ・マンチャの男」「屋根の上のヴァイオリン弾き」「マイ・フェア・レディ」に長く出演 歌唱・映画・ドラマでも活躍
上條さんは1940年(昭和15年)3月7日生まれ。1962年(昭和37年)に歌手活動を始め、1971年(昭和46年)に世界歌謡祭で「出発の歌」でグランプリを受賞。1973年(昭和48年)に連続テレビドラマ「遥かなる我が町」に出演し、俳優としても活躍の場を広げました。
上條さんは、連続テレビ小説「春よ来い」大河ドラマ「徳川家康」「武田信玄」連続ドラマ「3年B組金八先生」など、数多くの “国民的ドラマ” に出演して存在感を発揮。中でも特筆されるのは、舞台「ラ・マンチャの男」「屋根の上のヴァイオリン弾き」「マイ・フェア・レディ」における長期にわたる出演です。
「ラ・マンチャの男」では1977年から2023年の最終公演まで、牢名主・宿屋の主人役にて948回にわたり、主演の松本白鸚さんと共演。
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「屋根の上のヴァイオリン弾き」では1980年から2001年に渡って、主にラザール役で、主演の森繁久彌さんや西田敏行さんを支えたとのこと。
そして「マイ・フェア・レディ」には1993年から2010年にかけて、主演の大地真央さんと共に出演、イライザの父ドゥーリトル役を417回演じました。
所属事務所によれば、上條さんは「長野県の自宅近くの病院にて老衰により永眠いたしました。家族に見守られ、とても穏やかな旅立ちでございました。」と伝えられています。葬儀・告別式はすでに親族のみで済まされているとのことです。
【担当:芸能情報ステーション】
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