
【写真】ブレンダン・フレイザーが272キロの巨漢になりきった『ザ・ホエール』場面写真
監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』(2019)で第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞、国際アートシアター連盟賞を受賞し、『Beef/ビーフ』『TOKYO VICE』などを手掛けてきた日本人監督のHIKARI。『37セカンズ』に続く長編2作目にして、サーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品を世界に送り出す。
主演は、『ザ・ホエール』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザー。オスカー後の次回作として本作を選び、日本に長期滞在しながら日本を見つめ続けた。共演には平岳大、山本真理、柄本明ら。
今回、ワールドプレミアの場として選ばれたトロント国際映画祭は、この10年、観客賞受賞作品がその後の賞レースを席巻することでも知られている。過去にアカデミー賞(R)作品賞を受賞した『ノマドランド』『グリーンブック』のほか、『ラ・ラ・ランド』『スリー・ビルボード』『ジョジョ・ラビット』といった多くの傑作がトロントから旅立っている。
そして、米時間7月31日、トロント映画祭でHIKARI監督の2025年度Emerging Talent Award受賞が決定。今最も注目されるクリエーターに贈られる本賞の受賞で、名実ともに世界が注目する映画監督に名を連ねることになった。第50回トロント国際映画祭は、現地時間9月4〜14日開催される。
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映画『レンタル・ファミリー』は、2026年公開。