<巨人0−2中日>◇11日◇東京ドーム
打線が小休止した。巨人は中日投手陣を攻略できず、今季10度目の完封負け。好機をつくるもあと1本が出ない展開に、阿部慎之助監督(46)は「あと一押しだったけど…」と声を絞り出した。
初回から拙攻が続いた。先頭の丸が四球で出塁するも、1死から3番泉口が遊ゴロ併殺打で無得点。続く2回も1死一塁から6番大城卓が一ゴロ併殺打に倒れた。相手先発メヒアに対して、その後も走者は出したが得点を奪えず、終わってみれば5回4安打無得点。6回以降は相手の強力リリーフ陣に屈し、安打を打つこともできなかった。
前日までの勢いを生かすことができなかった。前カードのDeNA3連戦の初戦は、18安打12得点で大勝。2戦目は代打攻勢がハマって接戦をものにした。前日10日の3戦目は雨天中止。選手にとってはつかの間の休養日となったはずだったが、この日は沈黙した。
チームは連勝が2でストップし、勝率は再び5割となった。その中でも、6回から登板した中継ぎ4投手は無失点。指揮官は「なんとか頑張って、試合壊れなかったしね。それを明日につなげたいなと思います」と切り替えた。【水谷京裕】
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