【オリックス】100試合目は白星で貯金5 岸田護監督「苦しい戦いが続くと思うけど1戦1戦」

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2025年08月11日 22:49  日刊スポーツ

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ロッテ対オリックス 6回裏途中で先発寺西の降板を告げにマウンドへ向かうオリックス岸田監督(撮影・鈴木みどり)

<ロッテ3−5オリックス>◇11日◇ZOZOマリン



3位オリックスは土壇場で追いつかれるも、延長戦で競り勝った。


3−3の延長10回、太田椋内野手(24)が左翼へ自己最多の決勝7号2ラン。今季100試合目は2連勝で飾り、貯金5となった。岸田護監督(44)は「今日みたいな苦しい戦いが続くと思うんですけど、1戦1戦やっていきます」と力を込めた。


先発のドラフト2位寺西成騎投手(22)は6回途中6安打2失点。風速15メートルの強風が吹き荒れる中、初めてのZOZOマリンで粘った。指揮官は「堂々とした良いピッチングだったと思います」とたたえた。3−2の9回、守護神のアンドレス・マチャド投手(32)が2死から同点打を浴びた。それでも勝ち越しは許さなかった。


延長10回は才木海翔投手(25)が走者を三塁まで進めるも、最後は空振り三振。育成出身の3年目右腕がプロ初セーブを挙げた。岸田監督も「マウンド度胸はありますから。三振取れる能力も持っていますし、すごくいい仕事をしてくれた」。これでチームはビジター5カードぶりの勝ち越し。接戦を勝ちきり、勢いを取り戻しつつある。

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