<ロッテ3−5オリックス>◇11日◇ZOZOマリン
3位オリックスは土壇場で追いつかれるも、延長戦で競り勝った。
3−3の延長10回、太田椋内野手(24)が左翼へ自己最多の決勝7号2ラン。今季100試合目は2連勝で飾り、貯金5となった。岸田護監督(44)は「今日みたいな苦しい戦いが続くと思うんですけど、1戦1戦やっていきます」と力を込めた。
先発のドラフト2位寺西成騎投手(22)は6回途中6安打2失点。風速15メートルの強風が吹き荒れる中、初めてのZOZOマリンで粘った。指揮官は「堂々とした良いピッチングだったと思います」とたたえた。3−2の9回、守護神のアンドレス・マチャド投手(32)が2死から同点打を浴びた。それでも勝ち越しは許さなかった。
延長10回は才木海翔投手(25)が走者を三塁まで進めるも、最後は空振り三振。育成出身の3年目右腕がプロ初セーブを挙げた。岸田監督も「マウンド度胸はありますから。三振取れる能力も持っていますし、すごくいい仕事をしてくれた」。これでチームはビジター5カードぶりの勝ち越し。接戦を勝ちきり、勢いを取り戻しつつある。
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