<西武5−4楽天>◇11日◇ベルーナドーム
5位西武が延長10回、外崎修汰内野手(32)のサヨナラ打で勝利した。
実に13カードぶりとなるカード勝ち越しを決め、4位楽天とのゲーム差を「1・5」に縮めた。
もし敗れていたらゲーム差は逆に「3・5」に開き、残り41試合というタイミングを考えても、Aクラス入りがかなり遠のく形となっていた。
西口文也監督(52)も「今日負けるのと勝つのでは全然違うと思うので」と話し「ああいう選手が活躍してくれると、雰囲気も良くなってきますし」と悩めるベテランの殊勲打をたたえた。
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三塁コンバートで失策が増え、打率も2割台前半に低迷。そんな外崎に対し、時にマンツーマンで練習を支えてきた鳥越裕介1軍ヘッドコーチ(54)も「非常に悔しい思いで必死にやってきたと思う。ここ1カ月くらい、仁志コーチと継続してやってきていることもいい感じになっている」と殊勲打にうれしそう。
「みんなが頑張って、この勝ちにつながった。今度は首位のチームが相手だし、勢いづける上でも良かったかな」と13日からのソフトバンク戦(ベルーナドーム)への景気づけを喜んでいた。【金子真仁】
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