<西武5−4楽天>◇11日◇ベルーナドーム
Aクラス浮上を狙う楽天が、手痛い逆転負けを食らった。
2点リードの9回に抑えの則本昂大投手(34)が登板。先頭の西武ネビンは二塁小深田の好守でアウトを奪ったものの、そこから連続四球と安打で1死満塁とされ、古賀悠に押し出し四球を与え、代打山村には同点犠飛を浴びた。
延長10回には鈴木翔天投手(28)が連続四球と安打で無死満塁のピンチを背負い、連続三振で2死としたが、最後は外崎にサヨナラ打を運ばれた。
勝ちパターンを担う両投手が失点し、サヨナラ負けとなった。三木肇監督(48)は「結果そうだけど、彼らが頑張って勝った試合はいっぱいあるから、今日のことをまた生かして、チームのために頑張ってもらいたい」と話した。
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一方、ポジティブな要素もあった。24歳トリオの黒川史陽内野手、中島大輔外野手、武藤敦貴外野手がそれぞれ打点を挙げる活躍をみせた。「一緒に努力してやることも大事だし、横でいい意味で競争して、刺激し合ってやればいいのかなと思う。今後に生かせることもあったと思うから、経験としてしっかり積んでほしい」と期待を寄せた。
チームはベルーナドーム今季最終戦を落とし、5位西武に1勝2敗と負け越し。3位オリックスとのゲーム差が「4」に広がった。
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