『ONE PIECE（ワンピース）』の連載開始を記念した「ONE PIECEの日」を祝う大型イベント「ONE PIECE DAY'25」が、2025年8月9日・10日に東京ビッグサイトで開催された。この記事では、マンガ、アニメ、実写版、音楽、ゲーム、グッズなど『ONE PIECE』のあらゆるコンテンツが集結したイベントの模様を紹介する。
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メインステージではオープニングに、TVアニメ『ONE PIECE』の数々の主題歌を担当したきただにひろしが登場。
「ウィーアー！」と「ウィーゴー！」の熱唱で会場のボルテージが上がったまま、「Netflixシリーズ実写版『ONE PIECE』SPECIALステージ」へと移る。
MCの山口勝平が電伝虫を介して実写版ルフィ役のイニャキ・ゴドイと通話していると「まだONE PIECE DAYに参加したことないんですよね。行きたいなぁ…行っちゃおう！」と、客席後方からイニャキがサプライズで登場。客席からは黄色い歓声が上がった。
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さらに、本イベントでは2026年に世界独占配信となる“シーズン2”「INTO THE GRAND LINE」の初出し映像もお披露目。壮大なスケールで描かれる“偉大なる航路（グランドライン）”の冒険の様子に、客席からは大きな拍手が起こった。加えて、早くもシーズン3の制作が決定したことも明かされた。
「エッグヘッド編声優SPECIAL ステージ」には、ナミ役の岡村明美、ウソップ役の山口勝平、サンジ役の平田広明、トニートニー・チョッパー役の大谷育江、ニコ・ロビン役の山口由里子、ジンベエ役の宝亀克寿、ジュエリー・ボニー役の高木礼子ら「エッグヘッド編」のキャストが登壇。
キャスト陣による生アフレコのコーナーでは、ルフィが“夢の果て”を語るシーンや、くまとボニーの回想シーンなど「エッグヘッド編」の名シーンが披露され、思わず涙ぐむファンも見られた。TVアニメ時の思い出を聞かれた高木も、台本をもらった段階から泣いていたと話した。また、『ONE PIECE』のヒロインたちが活躍する小説『ONE PIECE novel HEROINES』のアニメ化が発表されると、会場からは大きな拍手と歓声が起こった。
メインステージ最後のプログラム「ONE PIECE DAY'25 SPECIAL LIVE」は、きただにによる「あーーっす！」で始まった。同じく「エッグヘッド編」のオープニング主題歌「天使と悪魔」を歌うGRe4N BOYZからは会場のファンに向けたビデオメッセージが届き、ツアー中でイベントに参加できない自分たちに代わり、きただにに歌ってほしいとのお願いが寄せられる。要望に応えたきただには、実際に歌ってみた感想を聞かれ「掌という歌詞を歌っていてグッときました」と語った。
またオープニング主題歌に続いて、muqueがエンディング曲「The 1」を歌唱。
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さらに、「PUNKS」が新ED主題歌に決まったカメレオン・ライム・ウーピーパイも登場し、観客の前で新ED主題歌を初披露して会場を盛り上げた。カメレオン・ライム・ウーピーパイとハイタッチで再登場したきただには「OVER THE TOP」を熱唱。さらに、30周年記念アルバム「ONE PIECE COVER SONGS〜仲間の印×〜」からThe ROOTLESSの「ONE DAY」を、頂上戦争の映像をバックに歌唱すると、感極まって涙する観客も見られた。
その後、テンション最高潮のなか、「エッグヘッド編」キャストやイニャキをはじめとするステージ登壇者も集合し、「ウィーアー！for the new world」を観客とひとつになって大合唱。「ウィーアー！」の歌詞に合わせ会場全体で拳を突き上げ、この日一番の盛り上がりでフィナーレを迎えた。
イニャキは「ONE PIECE DAYは初めてだったけど、毎年来たいです。これからも『ONE PIECE』を楽しんでね」とコメント。そして、最後にルフィ役の田中真弓がVTRで登場し、「お前たちはおれの仲間だー!!」のセリフと共にイベントは終了した。
このほか、会場入口には現在連載中の「エルバフ編」に登場するエルバフの王子・ロキが大きく口を開けた、7m超えの巨大バルーンが登場。
ロキの口を通り抜けた先の「EPISODE OF ELBAPH展」では、「エルバフ編」の物語を追体験できる複製原画展示と立体造形が会場を飾った。
また、ゴーイング・メリー号をモチーフにした「レゴ ワンピース」ブースでは、発売中のNetflixシリーズ実写版『ONE PIECE』の世界を再現した「レゴ ワンピース」の展示と体験コーナーが展開。シャンクスがルフィに麦わら帽子を預ける名シーンや、船上の麦わらの一味を撮影できるフォトスポットのほか、LEGOのブロックでモザイクアートを完成させる体験型スペースなど、「レゴ ワンピース」の世界を見て・触って楽しむことができる空間が、老若男女問わず大盛況を博した。
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「ONE PIECE BASE SHOP」では、2025年12月のオープンに先駆け、店舗のデザインイメージや開発中のサンプルが展示。ひと足早く新たなフラッグシップショップの一端を体験できるブースとあって、オープンを待ちきれないファンで賑わった。
ブース内には、我々と同じ世界で暮らすチョッパーをコンセプトにした新プロジェクト「CHOPPER's（チョッパーズ）」の特設コーナーも置かれ、SNSフォロワー限定で限定クリアフォトカードと絆創膏が配布された。限定クリアフォトカードを使い、その場でブースや会場を背景に写真撮影を楽しむファンも多数見られた。
そして今年の「ONE PIECE DAY」では、来場者特典として「ONE PIECE 推しカード」が配布。
これは、自分の好きなキャラクターの名前やイラストを描いたり、シールを貼ったりして首に下げることで、推しへの愛をアピールできるもの。会場内の推しカードラウンジでは、その「推しカード」を頼りに好きなキャラクターや所属が同じ同士を集め3人組を作ると、オリジナルステッカーがもらえた。推しが一緒ということもあり、ファン同士ですぐに意気投合する光景がラウンジのあちこちで広がった。
「ONE PIECE DAY'25」開催概要
■タイトル：ONE PIECE DAY'25
■会場：東京ビッグサイト南展示棟1〜3ホール
■日程：
2025年8月9日（土）プレミア前夜祭
（第7回ONE PIECE ナレッジキング決定戦“頂上戦争”準決勝）
展示エリア（南展示棟1.2ホール）：17:00〜20:00
物販エリア（南展示棟3ホール）：15:00〜17:00（16:30最終入場）
2025年8月10日（日）
展示エリア（南展示棟1.2ホール）：9:00〜18:00
物販エリア（南展示棟3ホール）：8:00〜18:00
■主催：集英社／東映アニメーション／バンダイナムコエンターテインメント
（C）尾田栄一郎／集英社
（C）尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
（C）2025 The LEGO Group.
（C）Eiichiro Oda/SHUEISHA （C）Netflix/Tomorrow
（C）Eiichiro Oda／Shueisha （C）maxilla （C）CHOPPER’s Friends
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