



義母はしおらしくやってきました。けれどなぜか義姉も一緒でした。困惑していると、義姉は来るなりタクマの頭をはたきます。そして思わぬ事実を聞かされました。なんと段ボールはタクマが「送ってほしい」と義母に頼んだものだったのです。


義姉には指摘されてしまいました。「宛先にはタクマの名前が書いてあったんでしょ。なんの連絡もなかった荷物を勝手に開けてしまったヒナちゃんにも、少なからず非はあると思うわよ?」私は怒ってしまったことが恥ずかしくなりました。

義姉はタクマを一喝した後、私に向かって「これ以上掘り下げても、揉めるだけだから」と優しく言って話を終わらせました。どうして私は、あれほどカッとなってしまったのか……。怒りに任せてタクマの話をまったく聞こうとしていませんでした。義姉の言葉のおかげで冷静さを取り戻し、心から反省をしました。
義母は決してわざと送ってきたわけではなかったのです。タクマも中身が元カノグッズと知っていて頼んだわけじゃありません。私が「自分宛て」だと思って荷物を開封してしまったがゆえに、今回の騒動が起きてしまったのです。
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原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子