<非常識?>たまには化粧品売り場でメイクしてもらいたい…でも乳幼児がいるから断られてしまいました

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2025年08月22日 21:20  ママスタセレクト

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メイクには自分に合う色味や質感があります。とくに高いコスメを買うときは、一度美容部員さんにメイクをしてもらう、「タッチアップ」のあとで考えたいもの。でも乳幼児を連れていると、制限をされてしまうこともあるようです。
『8ヶ月の娘と2歳の息子を連れてデパコスを買いに行きました。最初は店員さんも「可愛い」と言ってくれていたのですが、私がメイクして欲しいと頼んだところ、「子どもが座るスペースがないので」とのこと。購入したアイシャドウだけやってもらうことで了承してもらえたのですが、あまりいい顔されませんでした』
このできごとをめぐって「ママの楽しみすら許されないの?」「それって非常識?」など、ママたちからさまざまなコメントが寄せられました。子育て中の買いものの現実を探ります。

乳幼児連れのタッチアップ…条件つきでOKという意見



ある程度の条件が揃えばOKというママたちがいました。
『いろいろ触らない、チョロチョロしない、うるさくしない子ならいいのでは? 2人とも寝ているとか』
『きちんと静かにできる子ならいいのでは?』
というように、ある程度の条件つきで許容されるという声も。「うちも0歳児のときはベビーカーで寝たタイミングでサッと買いに行っていました。2歳は厳しいけれどね、やっぱり好奇心旺盛だから」といった意見もあり、子どもの年齢や様子次第では可能と考えるママもいるようです。

購入だけなら問題なし、タッチアップは難しい?


「買うだけなら問題ないけれど、メイクしてもらうのは難しい」というスタンスのママもいます。
『オシャレするのは構わないけれど、その年齢と月齢なら購入だけでサッと済ます。2歳のお子さんだってつまらないだろうし』
『いつ気が散って「帰りたい」と言い出すかわからない歳の子を連れてはムリ』
「買いもの自体は自由。でも2歳児がいる状態でメイクをお願いするのは厳しいかも」といった意見には、実際に子育て中のママたちからも共感の声が上がりました。オシャレしたい気持ちをおさえて、購入だけにしておいたほうが無難だと言います。
『8ヶ月はベビーカーで寝ているならまだしも、2歳なんてタッチアップの時間すら待てずにどこか行っちゃうでしょう? お店のものをベタベタ触ったり、走り回ったりする時期の子どもを連れてのタッチアップは他のお客様のご迷惑になる』
という現実的な意見もありました。投稿者さんの子どもたちは大人しいのかもしれません。でも一般的に同じ年頃の子どもたちには、騒ぎ出したり商品を触ってしまったりするリスクが常にあります。もし騒ぎ出してしまった場合、いったんはじめたメイクを途中で終わらせるわけにもいかず、店員さんも困ることになるのでしょう。

「子どもがかわいそう」との意見も


「2歳の子が退屈してしまってかわいそうでは?」との意見もありました。
『2歳の子に「大人しく立って待っていなさい」なんてまずムリでしょ。細々としたメイク用品も気になって触りたくなるだろうし、子どもが座るスペースがないってそもそも狭いところだよね』
待ち時間が長く、椅子の高いメイクカウンターは子どもにとっては窮屈でしょう。ママたちの声には、子どもの視点を忘れない優しさが滲みます。子どもの安全面を考慮したコメントもありました。

ひとり時間を確保して買いものを


「旦那さんや家族に子どもを預けて、ひとりで行くのがベスト」とママたちはアドバイスをくれました。
『子どもが小さいうちは、服と化粧品買いに行くときは旦那と留守番してもらっていた』
『メイク希望なら親か旦那に預かってもらってひとりで行く』
「他のお客さんの迷惑になるから、預けてから行ったほうがいいよ」「そもそもママ自身が落ち着かないのでは?」という意見には、同じような経験をしてきたママたちの共感が詰まっています。

「ママだってメイクしてもらいたい」という本音は我慢しなくていい。やり方次第



とはいえ、小さな子どもがいるママも本当は自分の好きなタイミングで気軽にコスメを試したり、オシャレをしたりしたいのではないでしょうか。
『ママだってタッチアップしてもらいたいし、みんながみんな預かってもらえる環境下にいないのだけれどな。世知辛い世のなかだけれど、その期間だけタッチアップは我慢したほうがいいのかもね』
『タッチアップは、思った感じと合っているか確認したり、崩れ具合を見たりするものだもの。いい顔しなかった理由が「子連れだから」ならちょっぴり切ないな』
デパートのコスメカウンターは、基本的には“子連れ仕様”には設計されていません。狭い空間で高価な商品を扱う場所だけに、子どもにとっても保護者にとってもハードルが高くなるのは仕方ない面もあります。とはいえママは遠慮すべき、という空気があるとしたら、それはそれで寂しいもの。ママたちがオシャレを楽しむことや、自分のために時間を使うことを罪悪感なくできる社会へと変わっていく必要もあるでしょう。「ママなのだから我慢して当然」ではなく、「どうすれば気持ちよく買いものできるか」を、店側も社会も一緒に考える時代なのかもしれません。
しかし現状は、まだ子連れ向けには整っていないお店も少なくありませんから、子どもの安全や気持ちを考えることが優先なのでしょう。旦那さんや親に預かってもらったり保育園や幼稚園に預けたりしてから、ゆっくりとデパートのコスメカウンターを楽しむというのが現実的な対応と言えそうです。



文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・よし田

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