小椋藍、新コースの初日はグリップを感じられず苦戦「あまり満足していない」/第14戦ハンガリーGP

0

2025年08月23日 14:20  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)/2025MotoGP第14戦ハンガリーGP 初日
 8月22日、2025年MotoGP第14戦ハンガリーGP MotoGPクラスの初日のセッションがバラトンパーク・サーキットで行われた。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)はプラクティスで16番手となった。

 後半戦2戦目の舞台は、今シーズンから新たにカレンダーに加わったバラトンパーク・サーキット。曇り空で開幕し、初の走行セッションとなるフリー走行1回目は、気温21度、路面温度27度と少し涼しいコンディションで始まった。小椋はフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤでコースインする。

 開始10分過ぎ、同じマシンを駆るホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)とチームメイトのラウル・フェルナンデスがエンジンブロー見舞われ、コース上でストップ。この際にコース上にオイルを撒かれたことにより、赤旗中断。1回目のランでは慎重に走行していた小椋だったが、再開後は1分40秒前後で安定したラップを刻む。終盤のアタックランでは、1分39秒581の自己ベストをマークして17番手となった。

 午後は時折日が差し、気温26度、路面温度38度で60分間のプラクティスがスタートした。セッション前半、小椋は前後ミディアムで周回を重ねる。後半にリヤをソフトタイヤに変るとペースが上がり、1分38秒882の自己ベストを更新。予選Q2へダイレクト進出を争う終盤のアタック合戦では、全セクターを自己ベストで通過して1分38秒013の自己最速タイムをマークするも16番手に留まり、予選はQ1から挑むこととなる。


トラックハウスMotoGPチーム 小椋藍(FP1:17番手、プラクティス:16番手)

「今日はまあまあでした。多く語ることはなく、ラップタイムについて特別言うこともありません。ただ、そのタイムに至るまでの内容については、あまり満足していません。走りがとても不安定で、1周のタイム自体は悪くはなかったのですが、全体的なパフォーマンスは良くありませんでした」

「路面はかなりスリッピーで、特にリヤがミディアムタイヤの時はかなり苦しみましたが、ソフトに変えると少し良くなりました。とはいえ全体的にタイヤからエッヂグリップをあまり感じられず、コーナーを正確に走ることに苦戦しました」

[オートスポーツweb 2025年08月23日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定