山田裕貴が実父和利さんの死去を報告　60歳「がんを患い闘病…」元プロ野球中日、広島で活躍

俳優の山田裕貴（34）が26日、自身のX（旧ツイッター）を更新。8月16日に実父でプロ野球中日、広島で活躍した山田和利さんが60歳で亡くなったことを報告した。

山田は和利さんの写真を添え「私たち家族が今日までやってこられたのは、父がプロ野球の世界で懸命に働き、支えてくれたおかげです。これまで父を支えてくださった球団関係者の皆さま、球団OBの皆さま、そして、父を応援してくださった皆さま、深く深く感謝申し上げます」とつづった。

「父は約4年前にがんを患い闘病していましたが、故人の遺志により公にはせず過ごしてまいりました」と明かし、「野球というフィールドに限らず、公私共に親しくしてくださった皆さま、直接ごあいさつを申し上げるべきところ、このような形でのご報告となりましたことを、深くおわび申し上げます」とした。

葬儀は近親者のみで執り行ったという。「父が生前にいただいたご厚情に、あらためて深く感謝申し上げます。本当に、ありがとうございました。令和7年8月26日　親族代表　山田裕貴」と結んだ。

和利さんは愛知・東邦高校を卒業後、83年に中日ドラゴンズにドラフト4位で指名され、翌年に入団。91年に広島東洋カープに移籍し、96年に中日に復帰。96年に現役を引退した。97年にコーチに転身し2軍打撃コーチや一塁内野守備・走塁コーチなどを歴任。11年からは広島の二軍守備・走塁コーチ、12年にフロント折り。15年から21年まで広島の二軍守備・走塁コーチを務めていた。

昨年8月26日の「山田裕貴のオールナイトニッポン」では、和利さんも含め一家で番組に出演。愛犬の写真と一緒に撮影した家族写真を自身のXでアップしていた。