山田裕貴、亡くなった父への敬意「おとこ気みたいなのを寡黙な父から感じていた」16日に逝去

1

2025年08月26日 20:07  日刊スポーツ

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

山田裕貴(2025年7月撮影)

俳優の山田裕貴(34)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。8月16日に実父でプロ野球中日、広島で活躍した山田和利さんが60歳で亡くなったことを報告した。


約4年前にがんを患い闘病していたが、和利さんの遺志で公表しておらず、葬儀は近親者のみで執り行ったという。山田は「これまで父を支えてくださった球団関係者の皆さま、球団OBの皆さま、そして、父を応援してくださった皆さま、深く深く感謝申し上げます」と報告した。


昨年8月26日の「山田裕貴のオールナイトニッポン」では、和利さんも含め一家で番組に出演していた。山田はこれまでにも、たびたび和利さんへの思いを口にすることもあった。今年6月のCM発表会では「たまたま生まれ落ちた場所がプロ野球選手の家だったこともあって。『好きなことをやったら』と言われていたんですけど、テレビで父が打席に立っている姿を見てカッコいいなと思って野球をやり始めました」と回想。自身はプロ野球選手を目指していた時期もあり、中学時代は硬式野球のクラブチームでプレー。チームでは補欠選手だったというが「いつか父親のようになりたいと思ってました」と、背中を追っていたことを明かしていた。


Netflix映画「Ultraman: Rising」では、プロ野球選手でウルトラマンの主人公・サトウ・ケンの日本語版吹き替えを担当。同作のイベントでは「大人になっていろいろのりこえて、父親はかっこよかったんだなって思います。プロ野球選手だっていうことがどれだけ偉大だったか。どの家族のお父さんもすてきなんですけど、自分がかなえることができなかったプロ野球選手という夢をかなえているてる時点で、ウルトラマンになっているようなもので。その中にものすご努力があったなって思うと、おとこ気みたいなのを寡黙な父から感じていたんですよね」と、父親への敬意を語っていた。

    ニュース設定