「ブラック・ショーマン」レッドカーペットイベント&完成披露試写会舞台挨拶に出席した福山雅治(C)モデルプレス 【モデルプレス=2025/08/26】俳優・アーティストの福山雅治、女優の有村架純が26日、都内で開催された映画『ブラック・ショーマン』(9月12日より公開)レッドカーペットイベント&完成披露試写会舞台挨拶に出席。美の秘訣を明かした。
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この日は共演した成田凌、生田絵梨花、木村昴、秋山寛貴(ハナコ)、犬飼貴丈、岡崎紗絵、伊藤淳史、生瀬勝久、仲村トオル、田中亮監督も出席し、一同はレッドカーペットが敷かれた大階段に華麗に登場した。
一同を代表してマイクを持った福山は「やっと公開することができます。撮影の期間が少し空いたりとかしたところもあったんですが、その空いた期間の中に、僕自身もそうですけど、キャストの皆様、そしてスタッフの皆様の、作品に対するいろんなアイディアとかアプローチが、より幅広くなったり深くなったりしていって、最終的に非常に見ごたえのある、そして隙のない作品に仕上がったと思っています。ぜひご覧になってください」と笑顔。そして「It’s Show Time !!」の掛け声とともに、マジック風の演出で会場を沸かせていた。
レッドカーペット後の舞台挨拶で、有村は「本当に素晴らしいミステリーエンターテイメント作品が出来上がったと思っております。素晴らしいキャストの方々のお芝居に、ぜひ注目して見てください。そして秋山さん、初めて舞台挨拶に立つそうです」と作品の魅力をアピールしつつ唐突に秋山に言及し、秋山は「予定にない順番で喋るのびっくりしますよ」と照れ笑い。有村は「皆さん、秋山さんも含めてよろしくお願いします」と優しい気づかいを見せていた。
原作者である東野が本作の公式サイトに寄せた、マジックの描写や演技に対する称賛の感想を聞いた福山は「原作を生み出された先生に言っていただけるっていうのも、本当に光栄なことで…と同時に、当然ながら東野先生が描かれる原作世界というものは、まずもって面白いっていう所から始まるわけですよね。その面白いものを映像化する理由って何だ?その映像化されたときにさらに面白くなっていなきゃいけない」とコメント。また「先生の原作の映像化をすることは、非常にラッキーだし嬉しいことなんだけれども、と同時に非常にプレッシャーがありますね。そこに対して、届いたのかな?どうなのかな?っていうのは、いつも自分の中で厳しく見ているつもりなんですが、今回は結構いいとこいってるんじゃないかなと思っております。ただ僕もですね、これ以降は生瀬さん同様ノーコメントで(笑)」とユーモアたっぷりに語った。
さらに「もちろん緊張感というのはあるんですけれども、早く見ていただきたいなという思いの方が強いですね。マジックっていうものを扱った映像作品っていうのは、あることはあるんですけれども、どれとも違っていて、それぞれのマジック映画が持つ良さであるとかエッセンスであるとか、そういったものは逆に言うと全て入ってるんじゃないかなという風にも言えるので。そういう意味では、早く見ていただいて感想を聞きたいなという思いの方が強いですね」と仕上がりに自信をうかがわせた。
福山との初共演について、有村は「このお仕事を始める前から、すでにご活躍されていらっしゃる大大大先輩にあたるんですけども、実際に現場で福山さんの佇まいだったり、いろんなものを見させていただく中で、やっぱり歴史を感じるっていうか。時代を築き上げてこられた方でしか出せないオーラだったり、存在感だったり、引き出しだったり。そういったものを、細やかなお芝居の中でたくさん見させていただけたなっていう時間でした」と回想。
一方の福山は「きっといろんなことを受け止めて、受け入れてくれる方なんだろうなという風に思っていました。やはり俳優という職業・仕事は、ある意味一回全部を飲み込むと言いますか。色々な状況を。それは役柄もそうだし、撮影現場の環境もそうだし。なんかちょっと違うなと思ったとしても、一回自分の中に入れて、自分の納得や全体の現場の納得というところに持っていくっていうのが我々の仕事だと思うんですけれども、そういったことをずっとされてきたんだろうなっていう想定はしていました」と振り返った。そして「想定以上に懐も深く広く、かつ力のある表現をされるので。有村さんのみならず。皆さんのそういった経験と受け止める力というものがあってこそ、このブラック・ショーマンの世界であるとか、神尾武史という、ある非現実的な空気を纏った人間の自由度というのは、皆さんの懐の深さから生まれているものなので。それは有村さんとの初日のお芝居の時から感じていましたね」と絶賛していた。
同じく福山と初共演が実現した成田は、学びが多かったとしたうえで「福山さんに、みんな質問攻めになるじゃないですか。『どうしてそんなに美しいんですか?』みたいな。そういうときに『日焼けをしないことだ』って言っていたのを、すごく覚えて。次の日からすごく日焼け止めを塗ってます」と笑顔。福山は「乾燥肌なんですよね(笑)。ダメージに弱い。弱い子なんですよね。生まれながらに」と照れ笑いを見せていた。
◆映画「ブラック・ショーマン」
本作は、東野圭吾による小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)の実写化。ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックの腕を持つ神尾武史(福山)が、姪の神尾真世(有村)とともに、殺人事件の解決に挑む姿を描く。(modelpress編集部)
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