モデルの藤井サチ(28)が26日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分)に出演。番組では神戸市中央区のマンションで住人の会社員女性が刺され死亡した事件を取り上げた。
逮捕された谷本将志容疑者(35)とみられる男が事件当日、女性の勤務先近くからマンションまでの約4キロを、50分ほど執拗(しつよう)に追跡していたことが複数の防犯カメラが捉えていたことが判明している。
藤井は「こんなの、気付けるわけないと思いますよ。だって50分間にわたって…被害女性、何度も電車を乗り換えたりとか、あとスーパーにも行かれていたんですよね。そんな中、つけ回されているって、たぶん気付かないですし…」と話した。
さらに「夜道、誰もいないところってなると、ちょっと後ろを気にするかなって思うんですけど、人通りが多かったら、そんなこと気にしないですよ。自衛できることって本当に限られていますよね」と私見を述べた。
また、刑事確定記録によると、容疑者は22年5月、神戸市内のマンションに侵入し別の女性の首を絞めたとして傷害罪などに問われ、神戸地裁が同年9月、執行猶予付きの有罪判決を言い渡し、その後確定した。
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ニュースキャスターでジャーナリストの岸田雪子氏(55)は「3年前に似たような事案を起こしていて、執行猶予中の身であるというところが非常に重要であると思うんですね」と指摘した。
「3年前の事案の時には、ストーカー規制法違反ということも嫌疑があって、裁判も行われているわけですけれども、ストーカー事案として見ていくっていうことが必要で。ストーカーの場合というのは、単純な殺人とか殺人未遂だけではなくて、加害者の側に依存性と攻撃性というものを両方あわせて持っているっていう非常に特異な精神構造があります。依存性がある場合というのは、医療によってケアをしていくっていうことが非常に重要です。そのことが、この執行猶予中にどれだけ義務付けられていたんだろうかっていうことが重要」と疑問を呈した。
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