
渡邊 渚(わたなべ・なぎさ)が、9月1日(月)発売『週刊プレイボーイ37号』のグラビアに登場。6月に発売され、センセーションを巻き起こした1st写真集『水平線』。その反響にお応えして9月1日(月)に、写真集の完全未公開カットで制作したデジタル写真集『Re:水平線』が発売! タイ・クッド島で輝く、渡邊渚の美貌にいま一度酔いしれよう。
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■写真集発売から約2ヵ月
――1st写真集『水平線』(集英社)の発売から約2ヵ月がたちました。以前は「大きなプロジェクトが終わった後は、時間が空きすぎたり予定がなくなるのが怖いなと思ってしまう」なんて話もされてました。写真集制作で駆け抜けた半年を終えて、最近はどのように過ごしていますか?
渡邊 そうですね、独立してからのこの1年は走り続けてきたので。7月にふと「あ、これ体力的にも気持ち的にもキャパオーバーになっちゃってるかもなぁ」って思って。
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それでこの夏はなるべく仕事しない!って決めて、原稿を書いたり基本的に家でできることを中心にして働いて、外出が必要な撮影は月に2、3回くらいにしてみました。
家にいる時間が多いから毎日自炊していろんなメニューを作ってみたり、睡眠時間もたっぷり取って、10時間くらい寝る日もあったり(笑)。そんな感じで過ごしてますね。
――いいですね、自分のペースで生活できているというか。
渡邊 前は時間があるのがすっごく苦手だったから暇だとすぐに不安になっちゃってたんですけど、最近やっと暇の潰し方とか時間との向き合い方がちょっとだけわかってきた気がします。
時間があるからこそ、書きたいこととか今まで出てこなかったような言葉とかアイデアとか、いろんなものが浮かんでくるよなぁと思ったり。とはいえ、最初は時間をつくることへの不安が襲ってきた瞬間もありましたけどね。
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――その不安を乗り越えたきっかけはなんだったんですか?
渡邊 誰かの言葉とかきっかけらしいものがあるわけではないんですけど、家の窓から空や景色をボーッと見てたときになんか悟ったといいますか(笑)。「私は柔らかくしなやかにいよう」みたいな。今の私にとっては毎日仕事するみたいな決まったレールを走っていることだけが、全部じゃないよなと思えたり。
――なんとなく、2ヵ月前と比べて表情も柔らかくなったような気がします。
渡邊 そうですかね。でも若干抜け出せたような感覚はあります。この夏は家族や友人と旅行しましたし、ひとり旅もしてみたり。ひとり旅のほうは本がたくさん置いてある自然の中のホテルに泊まって、ほとんどスマホも見ずに読書だけをして過ごして。スマホから距離を置けたのも良かったんだと思います。
ホテルの本のセレクトもステキで、普段読まないようなジャンルの本にも出会えましたし、不思議と本の言葉がす〜っと自分に入ってきて。そういう時間が今の自分にとってはすごく充実した楽しいものでした。しかもこの夏の旅行はノープランで宿だけ決めてって感じだったんですけど、それも新鮮で良かったな。
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――以前は旅行は下調べをして、きっちりプランニングするタイプっておっしゃってましたよね。
渡邊 そうそう。昔は旅行先の行きたい所を全部回れるようにきっちり予定を立てるタイプだったんですけどね。最近は肩の力が抜けてきて。
旅行だけじゃなくて、普段の生活でもいい意味で空っぽな感じもいいかもしれないなって思います、慣れてきたら。未来のこととか、何がしたいかとかも最近はようやく考えられるようになってきたかな。
――いいですね、また先々いろいろお仕事できたらうれしいです! そして9月1日に、1st写真集の未公開カットで構成したデジタル写真集『Re:水平線』が発売されました。こちらの見どころも教えていただけたらありがたいです。
渡邊 なんでしょうね、見どころでいうと意外と攻めているカットもあるとかですかね(笑)。紙の写真集で泣く泣く載せ切れなかった、いい写真もたくさん収録されていますし、また違った表情も楽しんでいただけたら! デジタル版も見応えのあるものになっていると思います!
スタイリング/筒井葉子(PEACE MONKEY) ヘア&メイク/イワタユイナ 撮影協力/Octave RooftopLounge & Bar@Bangkok Marriott HotelSukhumvit
●渡邊 渚(わたなべ・なぎさ)
1997年4月13日生まれ 新潟県出身
身長165cm 血液型=O型
○慶應義塾大学卒。フリーランスでモデルや執筆活動を行なう。2024年10月に自身のInstagramで、過去にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。そうした経験を生かして、精神疾患への理解の普及活動なども行なう。
公式Instagram【@watanabenagisa_】
撮影/中村和孝